A.毎日決まった時間に服用することが避妊効果を高めるポイント
「低用量ピルを初めて服用する場合は、通常、生理の初日から飲み始めます。服薬方法は、1シートの錠剤の数が「21錠」タイプと「28錠」タイプのもので異なります。21錠タイプは21日間実薬を飲んで7日間休薬し、最後の錠剤を飲んだ2~4日後に生理のような出血があり、休薬期間が終わったら翌日から新しいシートを飲み始めます。28錠タイプは21日間実薬を、7日間はホルモンが含まれないプラセボ(偽薬)を飲み、その間に生理のような出血があります。28日間飲み終わったら間隔を開けず新しいシートを飲み始めてください。」
服薬方法は、1シートの錠剤の数が「21錠」タイプと「28錠」タイプのもので異なります/AdobeStock
「毎日ほぼ同じ時間に飲み、飲み忘れが1日であれば気づいたタイミングですぐに服用し、2日以上飲み忘れると避妊効果が下がり不正出血があるので注意を。その場合は医師に報告し対処法を確認しましょう。
低用量ピルを正しく服用すれば望まない妊娠を避けられるだけでなく、生理に伴う不調が軽減されて生活の質が大きく向上すると思います。低用量ピルを生活にうまく取り入れてくださいね。」
教えてくれたのは…福山千代子先生
福山千代子先生