今週のみずがめ座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
わがミッションの味
今週のみずがめ座は、恥ずかしくも真剣な衝動をひとつの形にしていこうとするような星回り。
「はしごがかかったままの木の上の家」という文言は、ロン・セクスミスとドナルド・カーの「レモネード・スタンド」という曲の歌詞に出てくる一節に出てくるもの。これはアメリカやカナダでは昔から家の庭先にスタンドを出して、家の子どもたちが自分たちで作ったレモネードをご近所さんに売るのが、夏の風物詩だったことを牧歌的に歌い上げています。
ここでの肝は無料で振る舞うところではなく「売る」ところ。セクスミスが「人生って素敵じゃないか/それはおっきなレモネード・スタンド」と歌うとき、そこには大人が生きていくために行う労働や起業もまた、無邪気にレモネードを売っていた頃の営みと地続きであり、単なる「お金儲け」では割り切れない、なにかエモーショナルなものが宿っているはずだという考えが込められているのではないでしょうか。
そしてよくよく考えてみれば、バンドというものも表現であると同時に事業であり、会社もまた事業であるだけでなく表現でもあるはず。今週のあなたもまた、みずからのミッションと繰り返し立ち返るべき場所や原風景を接続していくことがテーマとなっていきそうです。
今週のうお座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
一頭の馬駆けゆきて
今週のうお座は、一頭の雄渾な馬となって疾走していこうとするような星回り。
騎馬像の馬には、とぼとぼと下を向いて歩く姿は似合いません。「青銅の馬身の如く冬来る」(仙田洋子)という句には、今にも駆けだしそうに前足をあげ、手綱を引かれつつも、みなぎる筋肉や蒸気する汗のなか、冬の冷たい風をたてがみで受けている姿がイメージされてくるはずです。
シンボリズムの世界では、馬は生命と死、太陽と月といった対立する二者をどちらも象徴する存在として、魔術的な先見力や知性、高貴さをあらわす象徴と考えられてきましたが、特にシャーマニズムの伝統においては、馬は魂の導き手(プシコポンポス)であり、この世とあの世、あの世とこの世の移行を象徴していました。
そして冷たい青銅に凝固した姿で、冬の到来を敢然と引き受ける掲句の馬の姿は、まさに今のうお座そのものと言えるでしょう。あなたはこれまでに夢見ていた確からしい夢を現実の中に見つけていくべく、スタートを切ろうとしているのだと言えます。
占い師さんに今年の運勢を占ってもらえる♩
今週の運勢と、自分の星座の性格占いはどうでしたか?
文章だけではなくて「占い師さんに直接占ってもらいたい!」「私の話を聞いてほしい」という人は、LINEで気軽に使える「LINEトーク占い」でやりとりしてみてはいかがでしょうか。
凄腕の占い師さんや、あなたにぴったりの占い師さんに、初回10分は無料で占ってもらえます♩
友だちには話づらいお悩み、ちょっと背中を押してほしい時などにぜひ!