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『鬼滅の刃』の漢字ドリルが爆誕 保護者もハマりだす例文が最高だった

あらゆるコラボアイテムが展開されている『鬼滅の刃』が、とうとう『進研ゼミ』とのコラボを果たし、注目を集めている。

劇場作の大ヒットを象徴するかの如く、様々なコラボレーションを実現してきた『鬼滅の刃』が、とうとう教育のフィールドにも進出。進研ゼミ小学講座の12月号の内容を受け、子供はもちろん保護者からも、喜びと驚きの声が多数上がっている。

鬼滅の刃

■「国語」との相性は抜群

「進研ゼミ」といえば、いつの時代も子供たちの好奇心と、学習意欲を刺激してくれた存在。見ているだけで心躍る学習キットに魅了されたり、テスト中に「進研ゼミ」の漫画よろしく「あ! この問題、進研ゼミでやったところだ!」と興奮した経験がある人も多いことだろう。

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(©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable)

そんな進研ゼミが、子供たちからの圧倒的な人気を誇る『鬼滅』とコラボしたワケだが、登場人物名に難しい漢字がたびたび登場する『鬼滅』だけに、漢字ドリルとの相性は抜群である。

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■もちろん親も大興奮

コラボ内容は学年ごとに異なり、例えば「漢字計算ドリル」は小学4年生と一部の3年生会員を対象とし、「漢字ドリル&辞典」は5年生を対象としている。

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(©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable)

コラボ学習教材がセットとなっている12月号は11月25日必着のためか、11月末から12月上旬にかけてツイッター上には保護者からの驚きと感動の声が続出。教材の中身を見ると、「炎柱と『むげんれっしゃ』を探す」「『ぜつぼう』を断つ刃となれ」など『鬼滅』の世界観を忠実に再現した漢字の書取り問題を発見できた。

中には「善逸が大声で『なく』」といったようなコミカルな出題も。しかし漢字ドリルとは抜群の相性を誇る『鬼滅』も、舞台が計算ドリルとなると、分が悪いのではないだろうか…。興味を引かれた記者がベネッセの広報担当を直撃すると、『鬼滅』に秘められた無限の可能性が明らかになった。

■意外にも計算ドリルと相性抜群

色々と質問したい事柄があったのだが、まずは計算ドリルの問題について質問を投げかけてみる。すると「文章題の中で、各キャラの設定や特徴に因んだ問題を出題しております」と、予想だにしなかった回答が。

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(©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable)

例えば薬学や医学に通じた蟲柱・胡蝶しのぶ(こちょう・しのぶ)が登場する文章題では、「薬瓶」を使用して計算式を立てる問題が登場。他にも主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が炭を67本作り、7本ずつの束を作ると…といった具合に、原作ファンが思わずニヤリとしてしまう工夫が施されているのだ。

「キャラごとの設定が活かされる」という視点から見ると、計算ドリルも漢字ドリルに負けず劣らず、『鬼滅』との相性が良いと言えるだろう。

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■今後のコラボの予定を聞いた

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(©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable)

学習モチベーションを刺激するこれらの教材を受け、ツイッター上には「この方向性で高校受験の教材作ってほしい」「炭治郎が教えてくれるなら、大学の講義も頑張れるんだけどな…」といった要望の声が多数上がっている。

一方で「『鬼滅』を通っていない子供たちにはチンプンカンプンなのでは…」と、危惧する声も決して少なくはない。

今後のコラボ予定についてベネッセに問い合わせてみたところ、「前向きに検討中」とのことであった。コラボ教材を入手するには12月26日までに入会を済ませる必要があるため、気になっている人は忘れずに確認しておこう。

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