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カビよさらば!お正月前に知っておきたい正しい「お餅の保存方法」

レシピ

みなさん、余ってしまったお餅どのように保存していますか?実はその方法、間違っているかもしれません。お正月シーズンに向けて食べることが増えるお餅。正しい保存方法を知り、さまざまなレシピに生かしましょう。目からウロコな驚きの方法もありますよ。

ちあき

カビ防止!お餅の最適な保存方法をご紹介

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焼いて食べても、煮て食べてもとってもおいしいお餅。これから年末年始にかけて食べる機会が増えそうですね。そんなお餅ですが、お正月用のお餅が余って困ってしまったことはありませんか?少し置いておいただけなのに、気付いたらカビが生えていたなんて経験、ありますよね。モチモチとした食感がたまらないお餅、できるだけ長い期間おいしく味わいたいものです。

そこで、お餅の大敵であるカビを生えにくくする、おすすめの保存方法をいくつかご紹介します。自分に合った保存方法を選んで実践してみてくださいね。次のお正月のお餅は、全部おいしく食べられるようにしましょう。

つきたてのお餅の正しい冷蔵保存方法は?

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つきたてのお餅って、やわらかくてモチモチしてとってもおいしいですよね。でも、そのまま放置しておくと、どんどん固くなってしまい、カビが生えてきてしまいます。お餅をできるだけ長い期間、おいしく食べられるようには早めに保存するようにしましょう。

▶冷蔵庫に入れる前準備

つきたてのお餅は餅取り粉をつけずに、大きなビニール袋に入れます。普通は、お餅をくっつきにくくするために餅取り粉を使うのですが、粉をつけるとカビが生えるのが早くなるので使いません。

つきたてのお餅は熱いので、やけどしないように気を付けながらビニール袋に入れた状態で、めん棒で伸ばします。2~3時間たって熱が冷め、耳たぶくらいの柔らかさになったら、袋から出して好みの大きさに包丁で切り分けます。餅取り粉がついてなくてもペキペキときれいにはがれますよ。小分けにできたら空気が入らないようにひとつずつラップに包みます。

最後に、ひとつずつラップに包んだお餅をフリーザーバッグやふた付きのタッパーなどの密閉容器に入れれば、準備は完了です。

▶保存方法は?保存期間は?

お餅を密閉容器に入れた状態で冷蔵庫で保管すれば、常温保存に比べると格段にカビが生えにくくなります。保存期間は1週間程度です。一度冷蔵庫に入れたお餅は、生餅として食べようとすると、かたくて食べることができません。食べる場合は焼く、煮るなど必ず加熱して食べるようにしましょう。

つきたてのお餅の正しい冷凍保存方法は?

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つきたてのお餅が大量に余ってしまったときや、長期間食べる予定がない場合は、冷蔵保存よりも冷凍保存がおすすめです。料理にあった解凍方法も選べるので、とっても便利ですよ。

▶冷凍庫に入れる前準備

冷凍庫に入れるまでの準備手順は冷蔵保存のときと同様です。お餅をラップに個包装する際は、できるだけ密閉状態になるように、空気を抜きながら包むように心がけましょう。また、フリーザーバッグなどの袋に個包装されたお餅を入れるときは、できるだけ空気を抜くようにします。空気を抜くことによって、臭い移りや乾燥、冷凍焼けしてしまうのを軽減してくれますよ。

▶保存方法は?保存期間は?

密閉容器に入ったお餅を冷凍庫に入れます。冷凍保存したお餅は、冷凍焼けなどがなければ、基本的に数か月~1年程度保存ができます。ただ、保存期間が長くなるほど風味や味も落ちていきます。できるだけ、1ヵ月以内のおいしいうちに食べるようにしましょう。

▶解凍方法は?

解凍方法はいくつかあります。
ひとつ目は、自然解凍です。食べる分だけ冷凍庫から取り出し、常温で解凍させましょう。ふたつ目の方法は、電子レンジを使う方法です。冷凍庫から出したお餅のラップをはずし、水にくぐらせてから電子レンジで加熱します。大きさによって加熱時間が異なりますので、様子を見ながら少しずつ温めましょう。

最後は、お雑煮などの煮物に使う場合におすすめの方法です。解凍はせずに、そのまま煮たり焼いたりしてしまいます。解凍の手間がいらないので、楽ちんですね。

昔から伝わる水餅保存!その方法とは?

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水餅とは、昔から伝わるお餅の保存方法です。この保存方法で保存したお餅は、煮たり蒸したりすることで、つきたてのようなもっちりと弾力のある食感になります。お雑煮やお汁粉に使う場合におすすめですよ。

▶保存方法は?保存期間は?

お餅についた粉を水で洗い流しておきましょう。大きめの密閉できる容器にお餅を入れ、完全に浸かるまで水を注いで冷蔵庫で保存します。保存期間は1ヵ月~数か月程度と結構長持ちしてくれます。ただ、手入れが必要ですので、長期間の保存には冷凍保存がおすすめですよ。

▶正しく保存するための注意点は?

お餅を浸している水を毎日取り替える必要があります。また、水面からお餅が出ているとカビが発生する可能性があるので、注意しましょう。

初耳⁈ からし・わさびを使って保存する方法

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わさびやからしには殺菌効果があるので、カビの発生を遅らせることができます。手順はとっても簡単。ふた付きのタッパーの底にラップを敷き、その上にわさびもしくはからしをたっぷり塗ります。さらにその上にラップを重ねます。ラップでわさびやからしを挟むイメージですね。最後に、ラップの上にお餅を並べてふたをします。その際、お餅同士がくっつかないように注意しましょう。あとは、タッパーを冷蔵庫に入れるだけで完了です。保存期間は1週間~1ヵ月程度ですが、できるだけ早く食べるようにしましょう。

簡単にできる!市販されているパック餅の保存方法

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市販されているお餅は、真空パックされていたり、乾燥剤が入っている場合が多いため、袋のまま冷蔵庫で保存することができます。保存期間はパッケージに記載されている賞味期限に従って食べるようにしましょう。

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