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[おいしいレシピ]ぽん酢でつくる「牡蠣と野菜のオイル蒸し」

レシピ

広島県江田島の醤油屋さんがつくる「ぽん酢」と冬の食材を使ったおかずのレシピをご紹介します。ぽん酢のまろやかな酸味と旨味たっぷりの味付けで、ごはんを食べる手が止まらなくなってしまうかも。

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レシピ提供・文・撮影 松井緋音さん

フードスタイリスト。レシピ開発・調理・スタイリング(テーブルコーディネート)など、企業の広告やCMのフードスタイリングを手がけ、2018年4月に独立。「目が喜ぶ。見るだけでおいしい。」を研究中。フルーツとの組み合わせ料理が得意。

老舗の醤油屋さんがつくる「ぽん酢」が届きました

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瀬戸内海に浮かぶ広島県江田島の老舗醤油屋「濵口醤油」さんから、ぽん酢が届きました。
江戸時代から170年以上、素材の味にこだわった醤油づくりを行ってきた濵口醤油さん。
看板商品の「玉萬寿(たまます)醤油」は、人気のラーメン店や飲食店でも使われているそう。

今回ご紹介するぽん酢は、玉萬寿醤油に「柚子」「すだち」「橙」の3種類の国産柑橘がブレンドされ、まろやかな酸味とやさしい味わいが特徴です。
さらに鹿児島県枕崎産の厚削りカツオが漬け込んであるので、深みのある旨味も感じられます。
化学調味料不使用で、おいしいだけでなく安心して食べられるのもうれしいポイント。

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口に入れるとすぐに醤油のコクと旨味が感じられ、他の食材と合わせても、ぽん酢の味がボヤけることなくしっかりと伝わってきます。
酸味の強いぽん酢が苦手、という方にもおすすめです。

これからの季節は鍋のつけだれにもいいですが、今回は、ぽん酢を使って「牡蠣と野菜のオイル蒸し」をつくりましょう。
ぽん酢そのもののおいしさを活かすため、味付けはぽん酢のみ!おいしく簡単につくれるレシピをご紹介します。

「柚子・すだち・橙と厚削りカツオのぽん酢」はこちら

冬の食材をぽん酢で味わう
「牡蠣と野菜のオイル蒸し」

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<材料>2人分

・牡蠣(今回は加熱用を使用しました)200g
・小松菜 2束
・ニンニク 1片
・生姜 1片
・オリーブオイル 大さじ1
・酒 50ml程度
・ぽん酢 大さじ1
・大根おろし 大根1/4本分
・万能ネギ 適量
・片栗粉 大さじ3~4

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1、牡蠣の下処理をします。牡蠣をボウルに入れ、片栗粉を大さじ1程度加えてなじませます。
牡蠣が半分浸かるくらいに水を入れ、よくもみ洗いします。牡蠣は身がやわらかくつぶれやすいので、力は入れずにやさしく洗うことがポイントです。
特にヒダの部分は汚れが残っているので念入りに洗いましょう。

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汚れが片栗粉に移り黒くなったら、たっぷりの水ですすぎます。何回か繰り返すと汚れが落ちるので、3~4回を目安に繰り返します。

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キッチンペーパーなどで、水気を拭き取ります。

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2、ニンニク、生姜をみじん切りにします。小松菜は5cmに切ります。
フライパンにニンニク、生姜、オリーブオイルを加え、弱火で香りが立つまで加熱します。

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3、牡蠣、酒を加えて蓋をし、中火で5分蒸し焼きにします。

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4、蓋を外して小松菜、ぽん酢を加え、小松菜がしんなりするまで炒めます。

5、器に盛り付け、水気を切った大根おろし、万能ネギを散らして完成です。

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牡蠣のクリーミーな味わいにぽん酢がよく合い、ご飯にもお酒にもぴったりの1品に。
今回は、ぽん酢の味をとことん堪能したかったので、大根おろしにもぽん酢をかけました。

味付けがぽん酢のみでも、醤油の塩味に加え、柑橘果汁の甘味・酸味が詰まっているので、味わいに深みが出ます。
オイル蒸しにすることで牡蠣もふっくらと仕上がり、食べ応え抜群です。

また、ぽん酢は、煮物をつくるときの隠し味(小さじ1程度)としてもおすすめです。すっきりした味に仕上がりますよ。

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