初めてのお菓子作り、何から揃えれば良いかわからない……という方に、初心者にもわかりやすい道具一覧をご紹介します。いざ作り始めたら道具がない!なんてことがないように、必要なものをしっかりとマスターしましょう。
donguri
初心者でもOK!お菓子作りに挑戦しよう
お菓子作りには、ケーキクーラーや粉ふるいなど、通常の料理には使われない道具が必要になることがあります。レシピの分量通りに作らないと膨らみ加減や食感にも影響するので、目分量は絶対にNG!
お金をかけずに気軽に始めたい初心者の方も、ほとんどのものが100均で購入できちゃいます。必要な道具をマスターしたら、しっかりと揃えてからお菓子作りをスタートしましょう♪
まずは基本の道具を揃えよう
▶ボウル
クリーム作りや生地作りなど、材料を混ぜるのに幅広く登場するボウル。通常の料理にも使われるので、お菓子作りをしない方も持っている方が多いのではないでしょうか。お菓子用に新しく買い揃えたいという方は、熱伝導の良いステンレス製、レンジに使えるシリコンやガラス製など、お家にない素材のものを選ぶと良いですよ。
▶ゴムベラ
炒め物などに使われる木ベラとは違い、クリームや焼く前の生地をしっかりとキャッチできるゴムベラ。全体をまんべんなく混ぜたり、ボウルから焼き型へと移す際にスムーズに作業できます。お菓子作り以外に登場する機会は少ないですが、代用の効かないアイテムなので必ず揃えましょう。
▶泡立て器
名前の通り、シャカシャカと空気を含ませながら泡立てるための道具です。一般的には生クリームからホイップクリームを作ったり、メレンゲ作りにも使われます。素早く混ぜられる電動のハンドミキサーと泡だて器は、ひとつずつ持っておくのがおすすめ。それぞれシーンによって使い分けができます。
▶はかり(スケール)
砂糖や塩など、固形の食材を計るのに便利な「はかり」。メモリで見るタイプとボタンを押して計れるデジタル式がありますが、小数点以下の細かい分量まで正確に計れるデジタル式がおすすめです。容器の重さなども簡単に差し引けるので、初心者でも使いやすいアイテムです。
▶計量カップ
はかり(スケール)は固形の食材を計るのに使いますが、計量カップは牛乳や水などの液体を計るのに使われます。一般的には1カップ200mlですが、100mlや500mlなど大きさはさまざま。100均ではプラスチック製の計量カップが手に入りますが、耐熱ガラスのものを持っておくと、レンジでそのまま温められるので便利です。
▶計量スプーン
お菓子作りに限らず、さまざまな料理で活躍する計量スプーン。基本は「大さじ」「小さじ」の2つがセットになっていますが、大さじ1/2、小さじ1/2用のスプーンがあると、繊細なお菓子作りでも細かく計れるので便利です。
ケーキ作りに揃えたい道具
▶ふるい
ふるいは、小麦粉や薄力粉などパウダー状のものを加えるときに使います。初心者には面倒に感じる作業ですが、だまになるのを防いだり、キメの細かい生地を作るには欠かせないアイテム。デコレーションケーキに使うスポンジや、シフォンケーキ、マフィンなど、人気のスイーツ作りに幅広く使えます。卵液の裏ごしに使う裏技も◎
▶ケーキクーラー
焼きあがったスポンジを、冷ましておくために使う道具です。お皿の上などに直接おいておくと、水蒸気が生地の中に閉じこもり、べチャっと縮んでしまいます。それはケーキに限らず、クッキーやパン作りでも同じこと。
とにかく網目状の通気性の良い台にのせられればいいので、オーブンの焼き網や揚げ物用の金網など、似たものがある場合は代用してOKです。
▶パレットナイフ
ナイフという名前ですが、食材を切るための道具ではありません。スポンジにクリームを塗って、デコレーションするために使われます。誕生日やクリスマスケーキをお家で作りたい!という方は、ぜひそろえて欲しい道具のひとつ。小さいケーキであれば、細身の包丁で代用することもできます。
▶ケーキ型
ケーキ作りには型は欠かせません。ホールケーキ、シフォンケーキ、チーズケーキ、パウンドケーキなど、どんなケーキを作るかによって必要な形が異なります。これらに使う一般的な焼き型は、どれも100均で購入可能。鉄、ブリキ、耐熱ガラスの型は古くから使われていますが、最近は洗いやすく保管が楽な、シリコン素材が人気です。
クッキー作りに揃えたい道具
▶抜き型
クリスマスにはツリー、バレンタインにはハートなど、どんな抜き型を使うかによってさまざまな形が楽しめます。生地さえ作っておけば、小さな子どもでも抜き型を使ってお菓子作りが楽しめますよ。必ず必要と思われがちですが、アイスボックスクッキーのように、抜き型なしで作れるレシピもあります。