おくれ毛を留めるだけじゃない!
「ヘアピン」と聞くと、ピョンピョン飛び出してくるおくれ毛を留める“道具”のイメージがありますよね。もちろん、使い道としては正解!…ですが、「ヘアピン」は単におくれ毛を留めるだけの道具ではないんです。
ヘアピンは留め方次第でオシャレなヘアアクセサリーに大変身しますよ。色も、黒やブラウンだけでなく、ゴールドやカラフルなものがあるので、大いに活用してみませんか?
「わたし不器用だし…」そんな人も心配ご無用!ヘアピンを使ったことがあれば大丈夫ですよ。早速アレンジを楽しんでみましょう♡
基本の使い方(隠しピン)をマスターしよう
「ヘアピン」にはいくつか種類があります。それぞれに適した用途があるのをご存知ですか?目立たせたくないからスモールピン、抜けにくそうだから玉付きピン…というわけではありません。
写真・動画の投稿が
削除された可能性があります。
アレンジを髪の上でしっかり留めたい時は「玉無しのアメピン」、お団子のように頭に固定したい時は頭皮に優しい「玉付きのアメピン」を使います。後れ毛のような少ない髪を留める時はスモールピンを選ぶと◎。
隠しピンのアレンジ
ピンが見えないのに、アレンジスタイルをしっかりキープできる「隠しピン」。留めたい部分に留めるだけでは強度に欠け、すぐに崩れてきます。まずは、ねじりハーフアップで隠しピンの挿し方をマスターしましょう。
どうしても、下からすくい上げるように留めてしまいがちですが、正解は“逆方向”。いったん、ピンが地肌につくように立てて土台の髪をすくってから、逆方向に押し込みます。すると、しっかり留まって引っ張っても崩れません。
バランスよくまとめるのが難しい「ゆる団子」。崩れるのが心配で、ピンをたくさん使いがちですが、留める位置とピンの向きさえ間違えなければ、1本でも十分留まります!
ゴムに髪の毛を巻き付けたら、ピンを少し広げた状態でお団子の根元と巻き付けた髪を挟みます。頭皮に対して、いったんピンを垂直に立て、土台の髪をすくうようにピンを倒して押し込みます。
毛量が多い人はUピンとアメピンのダブル使いがオススメです。Uピンでしっかり髪をつかんだ状態にしたら、そのUピンの頭にアメピンを挿して押し込みます。ゆるいのに崩れない、絶妙なバランスのお団子が完成します♡
こんなに華やかなお花のモチーフも、留める位置さえポイントを押さえれば、ピン1本でしっかり固定できるんです。
アレンジはとても簡単。三つ編みにした束を十分にほぐしたら、指にクルクルと巻き付けます。イヤホンのコードを巻くイメージですね。最後はモチーフの中央(毛先がある部分)にピンをさしてモチーフと根元の髪を留めます。
見せピンでアレンジ!
見せピンの場合は、ゴールドやカラフルなものを使うとオシャレに仕上がります。難しいテクニックは不要で、スッと挿すだけで一気にこなれたスタイルになります。コツは、毛流れに対してピンを垂直に留めないことです。
前髪を可愛くスッキリ
留めなくても邪魔にならない長さのベリーショートさん。「こんなに留めるの!?」というぐらい、あえてたくさんピン留めするのが可愛いんです。マニッシュな印象のベリーショートさんも、こんなにキュートに。
厚めバングからシースルーバングにする時にも活躍するアメピン。単に留めるよりも、重ねづけが断然可愛く仕上がります。ピンとピンを交差させてクロスにするだけでも、今っぽい印象になります。
斜めバングを留める時にも「クロス留め」が大活躍。サイドの髪と前髪が重なる部分をピンで左右から拾うようにクロス留めすると、オシャレ度アップはもちろん、崩れ知らずのキープ力を発揮してくれます。
並べて留めてカチューシャ風にするアレンジも、シンプルながら存在感がありますね。きっちり揃えるよりも、やや歪みがある方が「ラフ感」が出てこなれた印象に仕上がります。