パプリカは苦みがなく、焼くと甘いのでお子さまにも喜んで食べてもらえるお野菜ですね。パプリカを使った、簡単で保存もきくマリネを作ってみませんか?彩りが華やかでお弁当のひと品としてもおすすめの、パプリカマリネの人気レシピをご紹介します。
yuco_1111
漬けておくだけで簡単!パプリカのマリネ
6月~8月が旬のパプリカ。色鮮やかで、パプリカ料理がひと皿あると食卓が一気に華やぎますね。見た目が美しいばかりでなく栄養も豊富なお野菜ですし、甘くて食べやすいことからお子様にも人気があります。
今回は、数あるパプリカ料理のなかでも「マリネ」を紹介します。マリネとは食材をお酢やレモン汁、香味料などをオリーブオイルなどの油に漬け込む調理法のことで、パプリカの本場ヨーロッパではポピュラーなお料理です。
パプリカマリネはパプリカを焼いてからマリネするものと焼かずにマリネするものに分かれます。焼きパプリカを使ったレシピとそうでないレシピ、それぞれ分けてご紹介しますので、お好みで参考になさってくださいね。
パプリカをおいしく食べるコツ
生のパプリカはさわやかな甘みとサクサクとした食感を堪能できる蒸し暑い夏にぴったりのお野菜です。サラダなどにも重宝しますね。しかし、マリネなど漬け込むお料理に使う場合には、漬け込む前にひと手間加えることでしっかりと味のしみ込んだ旨みたっぷりのおいしいマリネを味わうことができるのです。
①塩もみする
②オーブンやトースターで焼く
パプリカを塩もみしたり、焼いたりすることで余分な水分を抜くことができます。水分が抜けることでパプリカの甘味や旨みがぎゅっと凝縮され、食べたときにしっかりと味がしみ込んだ濃厚な味わいのマリネを楽しむことができるのです。
簡単!焼きパプリカのマリネレシピ12選
1.玉ねぎも!パプリカマリネ
漬け込む前のパプリカを焼き網で真っ黒になるまで焼くことで、パプリカの甘味や旨みを最大限に引き出したマリネです。真っ黒に焦げたパプリカにドキッとしますが大丈夫。焦げた皮をつるっと剥くときれいな果肉が出てきます。
十分に火が通って甘くトロトロになったパプリカとシャキッとしたもやしやネギのコラボレーションが楽しめるマリネ。だし汁と醤油、甘酢を使った和風のマリネのレシピです。
2.パプリカのバルサミコ酢マリネ
こちらはバルサミコ酢を使った洋風マリネのレシピです。パプリカを真っ黒になるまで焼くことで、フルーツのような甘味のあるマリネに仕上がります。つめたく冷やしてワインと一緒にいただくのもすてきですね。
3.ピーマンパプリカのツナマリネ
苦みがあるため苦手なお野菜の筆頭に挙げられるピーマンも丸ごと焼くことで苦みが消えて甘くなります。甘い焼きピーマンとパプリカにツナ缶とミックスビーンズを加えることで食べごたえ満点のマリネができあがります。
ツナ缶の缶に残った油まで全部使うことで旨みがさらにアップ。お醤油が全体の味を引き締めて、これならピーマン嫌いのお子様もモリモリ食べてくれそうです。
4.焼きパプリカと鯖のマリネ
パプリカはツナをはじめ魚との相性もいいですね。こちらのレシピは、パプリカを鯖と一緒にフライパンで焼きあげます。アツアツのまま、粒マスタードの効いたマリネ液に漬け込み、冷やすことでしっかりと味がしみます。お食事のメインにもなるマリネの完成です。
5.焼きパプリカと焼きナスの和風マリネ
蒸し暑い夏に冷やした焼きなすはごちそうですね。そんな焼きなすと焼きパプリカを合わせた和風マリネレシピがこちらです。トロトロの舌触りが楽しめますよ。
6.イタリア風焼きパプリカ
パプリカの赤・黄とミントの緑がイタリア国旗のトリコローレを思わせます。調味料は塩コショウににんにく、オリーブオイルとシンプルな味付けながら、グリルされたパプリカのフルーツを思わせる甘味と旨みが堪能できるレシピです。