さまざまな食のプロに、お気に入りの食器を聞く連載企画。今回は、人気料理家の“ちょりママ”こと西山京子さん愛用のアイテムをご紹介します。料理をよりおいしく見せる、ちょりママさんならではのお皿選びのコツとは?
macaroni編集部
Today's Foodie
ちょりママ(西山京子)/料理家
調理師。フードコーディネーター・食生活アドバイザー。食育アドバイザー。飲食経験を経て、2007年ブログ「ちょりまめ日和」を開設。「子どもも大人も一緒のごはん」をコンセプトに簡単・時短・アイディアレシピを日々発信。メディア、食品メーカーなどのレシピ開発、レシピ本出版、テーマパークのメニュー開発の他に、新潟県や熊本県など日本各地の農産地を訪れ、WEBを通して農家の声を食卓へ届ける食育活動も多数。
ひと目惚れで買った食器たち。
自身のブログ「ちょりまめ日和」の開設から10年。現在ではテレビやラジオへの出演、食育イベントのプロデュースなど、ブロガーの枠にはまらない活躍を続けている“ちょりママ”こと料理家の西山京子さん。
仕事と家事を完璧にこなし、いかにも隙のない主婦に見えるちょりママさんですが、意外にも食器選びは直感インスピレーション型。「ひと目惚れで買ってしまうので、家には似たような色味や絵柄のお皿がゴロゴロ眠っています」とけらけら笑います。
今回は、そんなちょりママさんの愛用品が眠る「食器棚の中身」がテーマ。お気に入りの理由や食器に対する想いもあわせてお届けします。
1.【茶碗】ACTUS
「ACTUS(アクタス)」はお気に入りの雑貨屋さんのひとつです。お店のセールの時は必ず足を運んでいます。どの食器も適度な重みと温かみがあるんですが、このお茶碗はそれが強い。どのジャンルの料理にも合わせられるシンプルなデザインも魅力で、普段の食卓でよく使っています。
2.【お椀】無印良品
12歳になる娘と私はみそ汁が大の好物なんです。1日1回飲まないとしっくりこない体になっているぐらい(笑)。デイリー使いでも傷みにくい丈夫でシンプルなものを、と探していたときに出会ったのがこのお椀です。手で包み込むようにお椀を持って熱々をひと口。もう至福の時ですね。飲むたびほっこりとした気持ちにさせてくれます。
3.【皿】Manses Design「OVANAKER 22cm」
こちらも「ACTUS」で購入した「Manses Design(マンセスデザイン)」のプレートです。リム部分、ラインの縁取りなど細部にかわいさが感じられ飽きずに使えています。あと、どんな料理も映えるので重宝しています。最近はこのシリーズを収集するのが一番の楽しみですね。
4.【皿】MIKASA
シンプルな無地のデザインで、マットな青色が本当にきれい。食卓のちょっとしたアクセントに使いたいので、違う色のお皿を1、2枚ずつ集めてます。デザートを載せるのにも使いやすいお皿ですね。軽くて持ち運びもしやすい点もグッド。
5.【ナイフ】DULTON「NEW FAN DINNER KNIFE」
「DULTON(ダルトン)」から登場しているシリーズのナイフです。普通のナイフと違うのは、柄の部分が少し湾曲しているところ。普段使いというよりも、人が集まってのパーティーや料理の撮影をするときによく使ってます。
6.【カップ】Klean Kanteen「インスレートタンブラー」
こちらのタンブラーは毎日使うぐらいのお気に入り。朝の仕事時間や食後のティータイムのおともです。飲み口に蓋がついており、温度の低下がおさえられるのでいつもあったか。このタンブラーに、ホーロー製のミルクポットで温めた牛乳を注いでつくるカフェオレが最高においしいんですよ。