最近よく聞くノンフライ調理、挑戦したことはありますか?ノンフライオーブンを使えば、だれでも簡単においしくサクッとできちゃうんです♪ 今回は、ノンフライオーブンの選び方やおすすめ機種を厳選し、簡単にできるレシピもご紹介します。
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ノンフライオーブンとは?
油を使わずに揚げ物が作れてしまうコンベクション機能がついたオーブンです。油を使っていないのに、なぜ揚げ物ができるのか疑問に思った方も多いのでは?ノンフライオーブンはファンで熱風を対流(=コンベクション)させることによって、食材を焼き上げます。この焼き上げの方法はタイプによって少し違いがあります。
オーブン内に対流を起こすことで内部の温度上昇が早く、均一な温度に保てるのが特徴です。普通のオーブンでは火の入りやすいところと、そうでないところができてしまいがちですが、その弱点を解消したオーブンとも言えます。
普通のオーブンとの違いやタイプの違い、選ぶ時のポイントと併せて、おすすめの10機種と、ノンフライオーブンを使ったおすすめレシピをご紹介します。
どんなメリットがある?
ノンフライオーブンは熱風を対流させることによって、焼き上げるので油を使う必要がなくヘルシーに、油を使ってないためべちゃっとならず、カリッと仕上がります。それだけではなく、中に旨みと水分を閉じ込めるので固くならずにジューシーな状態に♪熱を対流させることで、短時間で高温になり、庫内がムラ無く加熱できるのも大きなメリットです。
普通のオーブンやスチームオーブンとの違いは?
ノンフライオーブンには庫内に熱を対流させるための小さなファンがついています。ファンを回して熱を対流させる事で庫内の温度を均一に保ち、加熱にムラがないように設計されています。このコンベクション機能は、元々一度に大人数分の調理をする必要のある業務用の大型機で使われていた機能なんです。どうしても焼きムラができてしまう家庭用のオーブンに対して、ファンを搭載したのです。
これまでのスチームオーブンは、角皿に水を張って加熱沸騰させ、発生した水蒸気を利用して蒸す仕組みのものがありました。この方法では、焼くまでは到底いきません。これとは別にシャープのヘルシオは水蒸気を発生させて、その水蒸気を加熱し、最後までその水蒸気だけで調理していますが、そこにオーブンやレンジの加熱方法を加えて調理するのがノンフライオーブンです。
どちらのタイプを選ぶ?
ノンフライオーブンには、「コンベクションオーブンタイプ」といわれる熱を対流させ焼き上げるファンがついただけのタイプと、「加熱水蒸気タイプ」という、水蒸気を発生させて、その水蒸気を加熱することでできる加熱水蒸気を対流させて焼き上げる2つのタイプがあります。
どちらのタイプを選ぶかで仕上がりが少し変わりますので、違いを確認して選ぶようにしましょう。
コンベクションオーブンタイプ
電子レンジやボタンを押すだけでできる調理メニューの機能はありませんが、高温熱風で食材をカリッと仕上げてくれるのがコンベクションタイプです。トーストやピザは特においしくできます。もちろん、からあげなどのノンフライ調理もできますし、天ぷらやコロッケなどの温め直しも可能。普通のトースターよりも高温なので外はサクッと中はふっくら仕上がります。トースターからの買い替えで買う場合におすすめです。
加熱水蒸気機能タイプ
超高温の加熱水蒸気が対流し、食材に吹きかかることで、食材自体が持つ脂で焼き上げます。脂も落ちてヘルシーに!油を使ってないからべちゃっとならずサクッとした仕上がりになります。中に旨みと水分を閉じ込めるので、固くならずにジューシーな状態になるのが加熱水蒸気タイプです。容量も大きく、レンジや豊富なメニュー機能に加え、おまかせ調理ができるものが多く、オーブンからの買い替えにおすすめです。
ノンフライオーブンを選ぶ際のポイント
容量
庫内容量や庫内幅、段数は大事なポイント。せっかくの機能や作りたい料理も、大きさが足りず入れることができない、家族の人数分が作れない、では意味がありません。庫内の容量は調理のしやすさや使い勝手のよさに直結します。丸鶏を焼いてローストチキンにしたいと考えている場合は、14L以上を目安にすると良いです。見落としがちな高さも確認してください。
設置場所が限られている方は、奥行きがあるものが多いので本体サイズも確認するようにしましょう。コンベクション機能が高いものほど調理の性質上、本体からの発熱もあり、オーブン周辺はある程度の空間が必要となります。
どんなお料理を作るか
製品によって機能が異なるので、作れる料理も変わってきます。作りたい料理やおまかせ調理がしたい方は、どんな料理が作れるかで選ぶようにしましょう。
オーブン機能があれば、大きめのお肉も柔らかく焼き上げることができ、お菓子作りも可能です。ローストチキン・ケーキ・クッキーなどを作りたい方におすすめです。グリル機能があれば、表面に一気に熱を加えるので、トースターや魚焼きグリルの代わりにも使用できます。表面に焦げ目をつけたい料理におすすめ!スローベイク機能があれば、プリン・茶碗蒸し・角煮などの、ゆっくりと火を通す蒸し料理や煮込み料理を調理することも可能です。
価格
山善(YAMAZEN) ノンフライ&トースター コンベクションオーブン カリッとネット付 ホワイト YNA-100(W)
¥ 0
ヤマゼンのノンフライ&トースターです。温度の立ち上がりが早い石英管ヒーターを採用。ノンフライモード搭載。内臓ファンをONにすることで、加熱ムラを抑えた幅広い調理が可能。 温度調節:80~230°
ノンフライオーブンは1万円を切るものから、容量も大きくて、メニューもたくさん、加熱水蒸気機能もついているものとなると10万円近くするものもあります。メーカーによる機能の違いもあり、選択肢はさまざま。ご自分が使いたいと想定するシーンや求める機能を事前にしっかりと確認してから、あなたにピッタリな買い物をするようにしましょう。
コンベクションオーブンタイプのノンフライオーブン5選
1. コンパクトなのに中は広々「ノンフライオーブン SCO-401」
siroca crossline ノンフライオーブン SCO-401
¥ 0
トーストや本格オーブン調理はもちろんの事、油なしで揚げ物ができる「siroca(シロカ)」のノンフライオーブンです。庫内の熱をファンによって循環させることにより、食材の外側はパリッと、中はふっくら仕上がります。
最初は、幅40cm以下なのに中は広々でコンパクトなひと品。ピザなら最大直径約25cmの10インチまで焼くことができますし、食パンなら4枚並べることができるので、家族みんなで一緒に食べることが可能です。熱風対流式により、油を使わずに揚げ物ができるヘルシーなコンベクション調理も♪
【仕様】
■サイズ:約W39.8×D34.6×H23.5cm
■重量:4.2 Kg
■材質:鉄、ナイロン
■カラー:レッド
■消費電力:1200W
■付属品:トレー、パンくずトレー、焼き網、取っ手、レシピ本
■価格:6,917円~
2. ミニでもできるんです「ミニノンフライオーブン ホワイトSCO-601WH」
siroca crossline ミニノンフライオーブン ホワイト SCO-601WH
¥ 0
コンパクトになったヘルシーおいしいミニノンフライオーブン。庫内の熱をファンによって循環させることにより、食材の外側はパリッと、中はふっくら仕上がります。本格的なオーブン調理はもちろん、スイーツづくりにも大活躍します。
こちらもシロカのノンフライオーブン。従来のノンフライオーブン機能は受け継ぎつつ、よりコンパクトサイズに設計されたミニタイプです。ひとり暮らしやご夫婦ふたりでも邪魔にならないサイズ感!快適に使える大きさで、山型のトースト2枚が並べられます。トースターを使う時だけ出す派の方にもおすすめです。
【仕様】
■サイズ:約W37.6×D31.8×H21.2cm
■重量:3.6 Kg
■材質:鉄、ナイロン、強化ガラス
■カラー:ホワイト
■消費電力:1200W
■付属品:本体、トレー、焼き網、取っ手、レシピブック、取扱説明書(保証書)
■価格:9,189円~