まるでカフェのようなくだもの屋さん

京都・梅小路公園から七条通りを西へ5分ほど歩いたところにある「真栄多商店(まえだしょうてん)」。白壁に木の床とナチュラルなつくりで、コーヒースタンドやカフェのようですが、小さなくだもの屋さんです。
くだもの屋さんでありながら、飾り切りが美しい「フルーツコフレ」と呼ばれるカットフルーツや、旬のフルーツを使った「フルーツサンド」がSNSを中心に人気を集めています。
夏にアイスキャンディーやフローズンフルーツドリンク、年末には迎春用に予約制で「フルーツコフレのおせち」を販売したりと、いろいろなカタチでフルーツを楽しめるお店なんですよ。

一歩店内に入ると、カラフルなフルーツがお出迎え。旬のフルーツが所狭しと並べられています。
お店は、京都市中央卸売市場で競り人をされているご主人と、フルーツコフレなど調理担当の奥様とで切り盛り。競り人のご主人が選んでいるだけに、フルーツはどれも味や鮮度の良さは抜群です。
ただおいしいだけでなく、産地や作り手きちんとわかるものなど、安全なモノが手に入るのもうれしいです。
くだもの屋さんの本気のフルーツサンド

不定期で販売されているフルーツサンドは、製作に1年かかったというこだわりの商品。
当初開店すぐに販売予定でしたが、最近まで理想のパンに出会えず時間を要したそうです。

フルーツサンド400円(税別)前後
※値段は内容により異なる
※画像は3カット分
いろんなベーカリーの食パンを試したどりついたのは、ふんわりきめ細かい食パンでした。
ふわっとした食感のパンに包まれた、口の中いっぱい広がるジューシーなフルーツ。
これはおいしいに決まってますよね。こだわりの砂糖で作られた、甘さ控えめのクリームも相性抜群です。

フルーツはその時の入荷により内容が変わり、おすすめのフルーツで作られるそうです。ですので内容はその時次第。
販売も不定期で、販売日はSNSで告知されますので、欲しい方はこまめにチェックしてくださいね。
繊細なカットが美しい「フルーツコフレ」

フルーツコフレ※要予約
要予約の「フルーツコフレ」は、フルーツに特殊なカッティングやカービングを施した"フルーツアート"で、奥様イチオシの目玉商品。コフレには「小箱」という意味がありますが、まるで宝石箱に詰められた宝石のようで美しくかわいいです。
見た目華やかでプレゼントやパーティーに最適ですが、皮むきやカットの手間がいらずこのまま食べられるので、お見舞いにも重宝するそう。
画像のものはメロンが丸1個使われていて豪華ですが、内容や予算によってアレンジしてもらえるので、利用してみたい方は前もって相談してみてください♪

フルーツコフレ・小※要予約
こちらは手のひらサイズの小ぶりなタイプで、約500円から注文可能です。ちょっとしたお礼やプチギフトに贈れば喜んでもらえそう♪ また、甘いものが苦手だったり、アレルギーがありケーキなどのスイーツを食べられない人にもオススメです。