庭に自分のデザインしたキッチンガーデンを作ってみませんか?何を植えるかどんなデザインにするか、雑貨を飾ったりと自分好みのガーデンが今、静かなブームとなっています。本格的な菜園じゃなくても野菜やハーブ、果物を立派に育てることができるんです
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キッチンガーデンとは?
毎朝、新鮮な採れたて野菜を食べたい!という人におすすめなのがキッチンガーデンです。自宅の庭で育てた新鮮な野菜やハーブを、食べて楽しむことができるキッチンガーデン。
ガーデンのデザインもお好みで作れ、季節ごとの野菜やハーブ・果物を楽しめます。朝露に濡れた草花がキラキラと輝く庭って素敵ですね。
庭で取れたハーブやお野菜を収穫して朝ごはんの食卓になんてかなりの贅沢だと思いませんか?今回は、心も暮らしも豊かになりそうなキッチンガーデンをお届けします。
キッチンガーデンと家庭菜園の違い
庭で旬の野菜や果物、ハーブ作って食べるキッチンガーデン。これって家庭菜園と一緒じゃないの?と思う方も多いと思います。
平たく言ってしまえば同じなのですが、キッチンガーデンは、旬の野菜に草花、ハーブなどを育て食べるだけでなく色合いのあるガーデンを見て楽しむ「鑑賞」も含まれます。
家庭菜園は、主に野菜だけですよね。こちらは「食べる」ことを目的とした「生産」がメインとなります。
自分の手で育て楽しむことはキッチンガーデンも家庭菜園も同じなのですが、四季折々の草花を野菜と一緒に育てるキッチンガーデン、野菜だけを育てる家庭菜園ではやはり違いがありますよね。
キッチンガーデンの作り方
キッチンガーデンを始めてみたいけど、どうやって始めたらいいのか分からない、という方のために、その方法をご紹介します。
まずは下準備、道具から揃えていきましょう。おしゃれな鉢やプランター、シャベル・軍手、培養土に種や苗を用意して下さい。
鉢やプランターではなく丸太や瓦、コンテナなどを工夫してもOK!ガーデンに飾りたい雑貨も忘れずに用意してくださいね♪
時期は大切なポイントです。キッチンガーデンを始めたい!と思ったときスタートしてくださいね。特に春がオススメです。種や苗の種類も豊富で選ぶ楽しさもあります。
ご自宅にお庭がなくてもベランダなどで鉢寄せやコンテナを使えば気軽にできます。
キッチンガーデンにおすすめの植物10選
1. 枝豆
キッチンガーデン初心者さんにおすすめなのが豆類です。枝豆は肥料もそれほど要らず育てることができます。
ぷっくり実った豆、塩茹でして食べても、サラダの彩りに、枝豆ポータージュにしたりと幅広く使うこともできます。何より自分で育てた枝豆の味はいつも食べる市販の枝豆より10割り増しでおいしく感じることができますよ。
2. ミニトマト
キッチンガーデンの代表的な野菜といえばミニトマト!
みずみずしい真っ赤なミニトマトが鈴なりに実った姿はガーデンに彩りを与えてくれます。ミニトマトとバジルを一緒に植えるとバジルが余分な水分を吸収して、トマトを甘くしてくれますよ♪
3. ほうれん草
難しそうなイメージのほうれん草も比較的育てやすく葉菜類の中でも耐久性があり虫に強く栽培しやすい野菜です。
栄養たっぷり、おひたしにしても炒めても、収穫してすぐに作りたいグリーンスムージーにしてもおいしいほうれん草は初心者さんにもオススメです。
4. 小松菜
小松菜も葉菜類の中では育てやすい野菜です。
アクが少ないのでグリーンスムージで栄養を丸ごといただくことができます。煮ても炒めてもシャキシャキした食感がおいしく、初心者さんにもオススメの野菜です。
⒌ ナス
ナスは水で育つ野菜です。たっぷりの水をあげて切らさないように注意してくださいね。
大長、中長、小丸などさまざまな形のナスの種類があるため、仮支柱を立てたり、追肥料をあげたりと育てがいのある野菜です。
6. きゅうり
キッチンガーデンでも日当たりと風通しの良いベランダでも栽培できるきゅうりは、とてもおすすめです。
ガーデンなら仮支柱を立てたり、ベランダなら緑のカーテンを作ることもできます。きゅうりもナス同様、水を好むのでたっぷり水をあげて切らさないよう気をつけてくださいね。
7. カモミール
「植物のお医者さん」とも呼ばれるカモミールはキッチンガーデンをするなら植えたいハーブです。
弱った植物を元気にしてくれアブラナ科(小松菜、水菜、キャベツなど)の風味をよくしてくれ、さらに害虫駆除までしてくれるんですよ!
カモミール同様、マリーゴールドも根から殺センチュウ成分を分泌し、さまざまな害虫から植物を守ってくれます。
カモミール、マリーゴールドを植えるとキッチンガーデンを華やかに彩ってくれるので一石二鳥です♪