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かりんとうの老舗専門店5選!自分へのご褒美や贈りものに

やさしい甘さとサクッとした食感のかりんとう。日本全国で知れ渡っているかりんとうですが、地域差があるのをご存知でしょうか?かりんとうの歴史や地域差、味などから、老舗かりんとう専門店もご紹介します。専門店では種類が豊富で迷っちゃいますよ♪

kinako

食感と甘さにうっとり◎ かりんとうの知られざる魅力

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かりんとうが誕生したのはいつ?

かりんとうの歴史は古く、はっきりした起源はわかっていません。

もっとも有力な説とされるのが、唐菓子の説。奈良時代に遣唐使が日本に持ち帰り、上流貴族が口にする食べ物だったというものです。それを庶民が口にするようになったのは江戸時代になってから。江戸時代・中期以降に作られた、こねた小麦粉を板状にし油で揚げた菓子は、現在のかりんとうに近いもので、大変人気集めたといわれています。

1875年(明治8年)には、浅草・仲見世の飯田屋が棒状の生地に黒糖をからめた菓子を販売。まだ白砂糖が高級な時代だったため黒糖で作られましたが、黒糖のやさしい甘さを持つ菓子は好評を博し、庶民が口にできる菓子として日本各地に広がっていきました。

味や形はいろいろ!かりんとうの種類

地域によって違いあり!

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誰もが知っているかりんとうですが、地域によって味や形が異なります。

関東のかりんとうは生地がやわらかめ。生地の発酵時間も長く、サクッとした軽い食感になります。蜜には黒砂糖のほか、白砂糖が使われることもあります。

一方関西では強めに生地をこね、時間をかけて揚げるため食感は硬め。東北地方では薄い円盤状をしたものや、薄い瓦状、短冊状などバラエティに富んでおり、みそ味やごま味のかりんとうも作られています。

地域によりさまざまですが、小麦粉を水でこね油で揚げる、という基本は同じですよ♪

味もいろいろ

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かりんとう専門店やかりんとうを扱う店舗では、さまざまな味のかりんとうが販売されています。黒砂糖や白砂糖の蜜をかける伝統的な味付けをはじめ、抹茶や黒ゴマ、ピーナツ、ホウレン草やカボチャなどの野菜を練り込んだもの。ワサビや七味、チーズ味などといった、お酒のおつまみになりそうなかりんとうもあります。

また、温州みかんやゆずなど風味たっぷりの果物かりんとう、ココナッツやアップルパイといったユニークなものも販売されていますよ♪

東京の老舗かりんとう専門店5選

1. あっと驚くかりんとうも!種類が豊富な「麻布かりんと」

歴史ある麻布商店街の一角に店を構える麻布かりんとは、地下鉄、麻布十番駅から徒歩2・3分の好アクセス。店内には、おしゃれなパッケージに入ったかりんとうがずらりと並んでいます。

かりんとうは都内デパート、ネット通販でも購入可能ですが、「こがし黒蜜・かりんとまん」は実店舗のみの販売となっています。

とにかくかりんとうの種類が多い麻布かりんと。さまざまな味や色、形のかりんとうは、50種にも及びます。また、チョコをまとっとかりんとうや、丸いかりんとうの中にチョコが入ったかりんとトリュフチョコなど、洋風かりんとうも販売。季節に合わせた限定商品も発売されるのでこまめにチェックするのがおすすめです。

■店舗名:麻布かりんと 麻布十番店 本店
■最寄駅:都営大江戸線 麻布十番駅7番出口より徒歩2分、東京メトロ南北線 麻布十番駅4番出口より徒歩3分
■電話番号:03-5785-5388
■営業時間:10:30〜20:00
■定休日:毎月第2火曜
■公式HP:http://www.azabukarinto.com/
東京都港区麻布十番1丁目7-9
日本、〒106-0045 東京都港区麻布十番1丁目7−9

2. かりんとうは2種類のみ!軽い食感が魅力の「たちばな」

創業1909年(明治42年)という銀座の老舗、たちばなは、東京かりんとう御三家のひとつとしても知られています。銀座8丁目の店舗へは、新橋駅や銀座駅からがおすすめ。和風の間口も店内も決して広くはありませんが、風格があり歴史を感じられます。

通信販売はしておらず、店舗でしか購入できません。

販売されているかりんとうは、「ころ」「さえだ」の2種類のみ。どちらも白砂糖が使われており、上品な味わいです。太く短い「ころ」は、サクサクの食感で甘さ控えめ。「さえだ」は小枝という意味のとおり細長く、蜜がしっかりしみこんでいる甘めのかりんとうです。袋入り、丸缶、角缶の3タイプで販売されています。

■店舗名:たちばな
■最寄駅:JR新橋駅・東京メトロ銀座線 新橋駅より徒歩約5分、東京メトロ銀座線 銀座駅より徒歩約8分
■電話番号:03-3571-5661
■営業時間:月曜~金曜:11:00〜19:00・土曜:11:00〜19:00
■定休日:日曜・祝日
■参考HP:https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13022189/
東京都中央区銀座8-7-19 江安ビル1F
日本、〒104-0061 東京都中央区 銀座8丁目7−19

3. つややかな白砂糖のかりんとうが人気の「ゆしま花月」

こちらも東京かりんとう御三家のひとつ、ゆしま花月。1947年(昭和22年)の創業以来、変わらぬ場所で変わらぬ味を作り続けているお店です。

地下鉄湯島駅、上野広小路駅からは徒歩3分、JRは御徒町から徒歩5分ですが、上野からでも10分ほど。散歩や観光と併せて行くことも可能です。

琥珀色が美しいかりんとうは、白砂糖をべっこう飴のように煮詰めたものをからめているため、外側はカリカリ、中はサクサク。つやつやで質感があり、しっかり揚がっているので香ばしさもあります。

作り方にもこだわりがあり、発酵させた生地は、温度が異なる釜で3回揚げられて作られているそうです♪

■店舗名:ゆしま花月
■最寄駅:JR御徒町駅より徒歩5分、JR上野駅より徒歩10分、東京メトロ銀座線 上野広小路駅より徒歩3分、東京メトロ千代田線 湯島駅より徒歩3分
■電話番号:03-3831-9762
■営業時間:月曜~金曜:9:30〜20:00・土日祝日:10:00~17:00
■定休日:不定休
■公式HP:http://www.karintou-kagetsu.com/
東京都文京区湯島3-39-6
日本、〒113-0034 東京都文京区湯島3丁目39−6

4. ひと口サイズで上品!贈り物にも最適な「小桜」

もとは浅草の料亭「福し満」の手土産だったという小桜のかりんとう。指でそっとつまめる大きさの、上品な味わいが特徴です。

もうひとつの大きな特徴が、かりんとうを包んでいる包装紙。厚みのあるしっとりした紺地の紙に、桜の花と花びらが描かれています。こちらも東京かりんとう御三家のひとつです。

サクサク食感で甘さ控えめの小桜を代表するかりんとう「ゆめじ」をはじめ、カナダ産メープルシロップを使った「かえで」、高知県産の生姜を使った「しょうが」など、多くの商品が販売されています。一種類のみで購入することもできますが、いろいろな種類が小袋に入ったセットも販売されていますよ♪

■店舗名:小桜 浅草本店
■最寄駅:東京メトロ銀座線 浅草駅1番出口より徒歩15分、東武浅草駅より徒歩15分
■電話番号:03-5603-5390
■営業時間:10:00~17:30
■定休日:日曜
■参考HP:https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13009553/
東京都台東区浅草4-14-10
日本、〒111-0032 東京都台東区浅草4丁目14−10

5. 期間限定のかりんとうも販売される「日本橋錦豊琳」

馴染みのあるお菓子をもとに、時代に合った新しいお菓子作りをしている日本橋錦豊琳。小伝馬町駅、馬喰町駅どちらからも徒歩2分という場所にある本店では、看板商品のかりんとうをはじめ、せんべいなど多くの菓子が陳列されています。

東京駅グランスタのほか、ソラマチなどの観光スポットにも店舗があります。

オーソドックスなものから、きんぴらごぼう、むらさきいも、コーヒーなどユニークなものまで、多くのかりんとうがそろっています。一度で食べ切れる小袋に入っているのもポイント。ちょっとした手土産としても人気があります。また、何種類ものかりんとうが入った箱入りセットも充実しています。

■店舗名:日本橋錦豊琳(本店)
■最寄駅:東京メトロ 小伝馬町駅出口2より徒歩5分、JR馬喰町駅 出口2より徒歩2分
■電話番号:03-6661-1472
■営業時間:10:00~18:30
■定休日:土曜不定休・日祝
■公式HP:http://www.nishikihorin.com/
東京都中央区日本橋小伝馬町16-14
日本、〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町16−14

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