ひとり暮らし用の冷蔵庫の場合、冷蔵庫の上はかなりスペースが空くので活用したいところです。電子レンジを置いているという方も多いのでは?そこで、今回は冷蔵庫の上に電子レンジを置いても問題ないのかどうか、また風水ではどうなのか、見ていきましょう。
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冷蔵庫の上に電子レンジは置ける?
天板が耐熱版であれば大丈夫!
天板が耐熱板であれば大丈夫!
ひとり暮らし用の背の低い冷蔵庫の場合、上のスペースを活用したいですよね。冷蔵庫の天板(トップテーブル)が耐熱仕様であれば、電子レンジを置いても問題ありません。電子レンジ自体がそもそも熱を持つことがないため、接地面の熱をそれほど気にする必要はありません。
気を付けたいのは、オーブンレンジやトースターなど。これらはそれ自体が熱を持つため、冷蔵庫のトップテーブルの耐熱温度を確認してから置くようにしましょう。
事前に確認すべきポイントとは?
サイズ
まずはサイズを確認しましょう。まず、当たり前ですが冷蔵庫のトップテーブルよりも電子レンジが大きければ置くことはできません。冷蔵庫のトップテーブルにくぼみがある場合、これに合ったサイズの電子レンジでなければ置くことができません。
耐熱トップテーブル仕様の冷蔵庫はだいたいひとり暮らし用の小さな冷蔵庫で、幅は50cm前後が一般的です。トップテーブルのくぼみにはまるサイズの電子レンジであれば問題ありません。
耐荷重
耐荷重についてはそれほど気にする必要はないと思われますが、一般的には30kgが限度とされています。これを超える重さの電子レンジは置くことができません。
冷蔵庫がそもそも小さなものなので、電子レンジだけ大型になるようなことはないと思われますが、耐荷重に上限があることは覚えておきましょう。
風水的にNGとなることも?
食べ物を「加熱」する電子レンジと、「冷す」冷蔵庫では、「火」と「水」の対立関係にあるため、風水上では重ねるのは良くない組み合わせと言われています。「迷信だ」と言ってしまえばそこまでですが、風水や陰陽五行でのこうした関係によるエネルギーの変化を気にされる方は多いでしょう。
木を挟むならすのこで
電子レンジの「火」と冷蔵庫の「水」による凶を防ぐには、「木」がいいとされています。そのため、風水では板を挟めばいいといわれていますが、単に板を挟むと熱がこもって危険です。電子レンジを使う時間は限られていますが、冷蔵庫は常に稼働しており熱を持っています。
そこで、どうしても風水が気になるようでしたら、風通しがよく熱がこもりにくいすのこを使うのがおすすめです。
ラックを使って問題解決!実例3選
さて、風水の問題はすのこで解決できるとはいうものの、やはりそれだけでは不安、という方のために、ラックを使った方法を紹介します。ラックを使えば冷蔵庫の上に直接電子レンジを置くことにはならないため、耐熱トップテーブルでない場合でも安心しておくことができますよ。
1. 冷蔵庫にぴったり幅のラックで省スペース
スチール素材のラックを使い、電子レンジと冷蔵庫の間に隙間ができるように設置しています。電子レンジを支える棚は熱がこもらないような穴が開いた棚で安心ですね。スチール棚は自由に高さを調節しやすいものも多く、カスタマイズしやすいのがメリットです。
2. ラックならさらに上に置くことも!
こちらもスチール製のラックを活用して電子レンジを冷蔵庫の上スペースに設置しています。もともと冷蔵庫の上スペースはかなり幅があるため、高さのあるスチールラックを使用すれば電子レンジの上にもまた家電を置くことができます。
3. ラック側面も収納に活用
上と同じタイプのスチールラックを活用した収納方法です。電子レンジの上に炊飯器ほかの家電を収納できるのはもちろん、ラック側面は格子状になっており、フックをひっかければいろんなものを掛けておくことができて便利です。
冷蔵庫上を活用してキッチンをすっきりと
サイズや耐熱、耐荷重など注意点はいろいろとあるものの、小さな冷蔵庫の天板は耐熱になっていることが多く、電子レンジなどの家電を置くスペースとして十分活用できます。1Rや1Kなどの狭いキッチンの場合、こうした空きスペースを活用できるのはとても便利ですよね。
風水的にはタブーとされる置き方ではありますが、すのこを間に挟む、ラックで直接置かないように配慮するなど、工夫次第でスペースを活用することは可能です。スペースは賢く活用してキッチンを広く使いましょう!