むくみで脚がパンパン…。なんとかスッキリさせたい! 美脚クリエイターの金井志江さんにむくみや、その解消方法を教えていただきました。
夕方になると気になるのは、パンパンにむくんだ脚。
「むくみとは、血液やリンパ液の流れが悪く、本来排出されるべき水分が、滞ってしまっている状態のことをいいます。原因は、冷えや運動不足、水分や塩分の摂りすぎなどが考えられます」
と言うのは、美脚クリエイターの金井志江さん。そこで鍵となるのが、リンパ液の巡りの促進。
「マッサージやストレッチなどによって、水分や老廃物を運ぶリンパの流れを促すことで、むくみは確実に改善します。脚が軽く、細くなるのを実感できますよ」
リンパの滞りはその日のうちに解消!
リンパが流れないと水分が溜まり、むくみが発生。残ったむくみに次の日のむくみが重なって、どんどん解消しづらくなることも…。
「リンパの流れを良くするには、小まめに外から刺激を与えてあげることが大切です。その際にオススメなのは『グーマッサージ』。指の第二関節は、マッサージに適した面積と硬さをもつ最高のツール。テクニックなしで、効果的にリンパの流れを促進できます」
リンパが特に滞っている箇所は、最初は痛みを感じることも。
「初めたときと1週間後では、感じ方が違ってきます。続けていると、痛みがなくなり、お肉がやわらかくなるほか、むくみにくくなるのを実感できるはず。ポイントは、脚だけでなく、お尻もしっかりマッサージすること。実は老廃物が溜まりやすい箇所なので、グーマッサージで流すことで、やわらかく丸い、理想的な状態にすることができます」
グーマッサージ3つのポイント
1.バスタイムやお風呂上がりに行う。
バスタイムやその直後は体が温まっているため、むくみ改消効果がより高い。お風呂ではボディソープを使い、お風呂上がりにはボディクリームなどをつけよう。
2.グーにした手の第二関節を使う。
マッサージをするときは、両手をグーにし、指の第二関節を使って。適度な硬さで、肌を傷つけずスピーディかつ確実にリンパの流れを促進することができる。
3.各パーツを10回ずつ流す。
しっかりとケアしたい人は、両脚の各パーツとお尻を、10回ずつ流そう。続けることが大切なので、疲れているときは、回数を減らしても実行することを優先して。
金井志江さん 美脚クリエイター。脚やせ専門エステ『リフィート』代表取締役。著書は『太ももにすき間、ほしくありませんか?』(PHP研究所)など多数。
※『anan』2018年5月2・9日号より。写真・中島慶子 イラスト・小迎裕美子 取材、文・古屋美枝
(by anan編集部)
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