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[基本]プリッと仕上がる「えびのゆで方」。下処理のコツも!

レシピ

プリッとした食感が特徴のえびは、ゆで方でおいしさが左右されます。臭みなくプリッとした食感にゆでるにはどうしたら良いのでしょうか?背わたのとり方から臭み抜きの方法も含めて、基本のゆで方を丁寧にご紹介します!

前田未希

作るときのコツ

片栗粉でもみ洗いする

塩もみで出た汚れをキャッチするだけでなく、塩もみで取りきれなかった細かな汚れをしっかり出してくれる役割があります。臭みが取れるので、むきえびを茹でる場合も同じ要領で行うようにしましょう。

殻ごと茹でる

殻ごと茹でることで、身の縮みが少なくなります。熱湯と身の間に殻のワンクッションを置くことで、火の入りも緩やかになりプリッと仕上がります。また、殻ごとゆでてからのほうが殻が剥きやすいというメリットも。

ゆで時間の目安

殻付きえびを茹でる場合は、2〜2分半が目安です。むきえびを茹でる場合は、1〜1分半が目安です。

いずれも大事なのは、茹でたあとの余熱も計算に入っているという点です。茹でたあとはザルにあけ、粗熱が取れるのを自然放置して待つことで、中までゆっくりと火が入りベストな状態になります。

こんなときはどうすれば良い?

冷凍えびのゆで方

冷凍エビは凍ったまま茹でるのはNG!火が通るまで茹でようとするとパサついてしまい、茹で汁に旨味が流れ出てしまいます。

流水や冷蔵庫でゆっくりと解凍して、生えびと同様に下準備を行いましょう。解凍後は、むきえびと同じ1〜1分半がゆで時間の目安です。

水から茹でる方法も!

調理器具の火力によっては、どうしてもプリプリにできない……と悩む人もいるかもしれません。そんなときは、水から茹でる方法もあります。

茹で方は、鍋にたっぷりの水とえびを火にかけます。沸騰直前で火を止め、2分放置したら茹で上がりです。

水から茹でる方法は、失敗するリスクが低いのでプリプリ食感を求める人にはおすすめ。ただ、2分以上放置すると、お湯で茹でるのと同様火が入りすぎてぱさつくので、注意が必要です。また、大ぶりなえびはお湯と同様、茹で時間を3分にするなど調整が必要です。

上手に茹でると、そのままでおいしい♪

Photo by 前田未希
Photo by 前田未希

身近な食材だからこそ、なかなか基本を知る機会に恵まれないもの。いままでなんとなく気になっていた疑問が、これで解決されたのではないでしょうか?

基本の茹で方をマスターすると、あらゆるえび料理のおいしさが底上げされます。でも、まずは何もつけずにそのまま味見してみてください。塩気が効いているので、えびの味が際立ちます。しっとりプリッと弾力のあるえび本来の質感を堪能できますよ!

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