無料の会員登録をすると
お気に入りができます

[基本]ぴりっと爽やか♪「ちりめん山椒」の作り方

山椒の実がスーパーに並ぶのは、5月〜6月ほどの短い時期だけ。せっかくなら、自分でちりめん山椒を作ってみませんか?フレッシュな山椒で作ると、爽やかな香りが楽しめます。一度作ったらやみつきになること請け合いですよ。

前田未希

山椒の実を見かけたら、ちりめん山椒を作ってみよう

Photo by 前田未希
Photo by 前田未希

初夏は山椒の実がスーパーに並ぶ季節です。山椒といえば、甘辛いじゃこにぴりっと山椒の効いたちりめん山椒は外せませんね。山椒の実の下準備を済ませれば、意外とあっという間にできちゃいます。残った山椒の実は一年ほど冷凍がきくので、ぜひ作ってみてくださいね。

分量(作りやすい量)

・ちりめんじゃこ……80〜100g
・実山椒……大さじ3

【合わせ調味料】
A酒……100cc
A醤油……大さじ1
Aみりん……大さじ1
A砂糖……小さじ1

下準備

Photo by 前田未希
Photo by 前田未希

しっかり茹でる必要はありません。再度煮立ってくるまでの30秒程度が目安です。

Photo by 前田未希
Photo by 前田未希

細く水を出し続けて循環させるやり方か、何度か水を入れ替えるやり方があります。大事なのは辛味が程よく抜けているかなので、どちらでも構いません。

アクは1時間で抜けますので、それ以降は辛さの調整になります。水から上げる前に、一度食べてみて好みの辛さになったか確認をしましょう。

Photo by 前田未希
Photo by 前田未希

軸は実についたままでも問題なく食べられるので、多少ついたままでも大丈夫です。これで下準備は完了。

ちりめん山椒の作り方

Photo by 前田未希
Photo by 前田未希

水分が飛んでかりっとするまで、弱火〜弱めの中火でじっくりと乾煎りします。ノンフライヤーやトースターで水分を飛ばしても構いません。

Photo by 前田未希
Photo by 前田未希

ちりめんじゃこからアクが出た場合は、実山椒を加える前にここでしっかり取り除きましょう。

Photo by 前田未希
Photo by 前田未希
Photo by 前田未希
Photo by 前田未希

保存方法と日持ち

Photo by 前田未希
Photo by 前田未希

冷蔵で保存する場合は、1週間程度を目安に食べきってください。しっかりと粗熱を取ってから、蓋付きの保存瓶や容器に入れて保管しましょう。

冷凍で保存する場合は、1ヶ月程度を目安に食べきってください。食べるときは、前日に食べる分を冷凍庫から冷蔵庫へ移動し、ゆっくりと解凍すると良いです。電子レンジなどで解凍する方法もありますが、山椒の香りが飛んでしまうのでおすすめできません。

粉山椒で代用してもOK!

実山椒が手に入らない場合は、粉山椒で代用しても構いません。その場合、実山椒よりも辛味が強くでるので量は少なめに加減しましょう。紹介したレシピの分量で作る時、粉山椒なら小さじ1が目安です。

実山椒よりも香りが飛びやすいので、刻み生姜や煎りゴマを加えて風味を増すと、よりおいしく頂けます。

アレンジたくさん!おすすめの食べ方

おにぎりに

ごはんに乗せて食べるほか、おにぎりにするのもおすすめです。作り方はとっても簡単。炊きたてのごはんに混ぜ合わせて少し蒸らし、あとは握るだけ。これからの暑い時期のお弁当にもおすすめです。

パスタに

きのこや山菜と合わせて和風パスタにすると、山椒の香りが際立ちます。

お好みの具材を炒めて、一人あたりちりめん山椒大さじ1〜2とパスタの茹で汁をお玉半分加えまてひと煮立ち。めんつゆ小さじ1、あるいは醤油とみりんを各小さじ1加えて味を整え、パスタと絡めればできあがりです。

刻んだ紫蘇やねぎを乗せると、味にメリハリが付きますよ。

和え物に

茹でた小松菜やほうれん草、薄くスライスしたきゅうりと合わせて和え物にすると、さっぱりといただけます。葉物は茹でたあとに水気をよく絞り、少量の醤油で下味を。きゅうりは塩もみして、余分な水気を切っておくと良いです。最後にちりめん山椒と、削りの細かい鰹節を一緒に和えればできあがり。

ちりめん山椒の量は少なめにしてポン酢で頂いたり、ちりめん山椒を多くして味付けはそれだけにしたり、お好みでどうぞ。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ