保存方法と日持ち

冷蔵で保存する場合は、1週間程度を目安に食べきってください。しっかりと粗熱を取ってから、蓋付きの保存瓶や容器に入れて保管しましょう。
冷凍で保存する場合は、1ヶ月程度を目安に食べきってください。食べるときは、前日に食べる分を冷凍庫から冷蔵庫へ移動し、ゆっくりと解凍すると良いです。電子レンジなどで解凍する方法もありますが、山椒の香りが飛んでしまうのでおすすめできません。
粉山椒で代用してもOK!
実山椒が手に入らない場合は、粉山椒で代用しても構いません。その場合、実山椒よりも辛味が強くでるので量は少なめに加減しましょう。紹介したレシピの分量で作る時、粉山椒なら小さじ1が目安です。
実山椒よりも香りが飛びやすいので、刻み生姜や煎りゴマを加えて風味を増すと、よりおいしく頂けます。
アレンジたくさん!おすすめの食べ方
おにぎりに
ごはんに乗せて食べるほか、おにぎりにするのもおすすめです。作り方はとっても簡単。炊きたてのごはんに混ぜ合わせて少し蒸らし、あとは握るだけ。これからの暑い時期のお弁当にもおすすめです。
パスタに
きのこや山菜と合わせて和風パスタにすると、山椒の香りが際立ちます。
お好みの具材を炒めて、一人あたりちりめん山椒大さじ1〜2とパスタの茹で汁をお玉半分加えまてひと煮立ち。めんつゆ小さじ1、あるいは醤油とみりんを各小さじ1加えて味を整え、パスタと絡めればできあがりです。
刻んだ紫蘇やねぎを乗せると、味にメリハリが付きますよ。
和え物に
茹でた小松菜やほうれん草、薄くスライスしたきゅうりと合わせて和え物にすると、さっぱりといただけます。葉物は茹でたあとに水気をよく絞り、少量の醤油で下味を。きゅうりは塩もみして、余分な水気を切っておくと良いです。最後にちりめん山椒と、削りの細かい鰹節を一緒に和えればできあがり。
ちりめん山椒の量は少なめにしてポン酢で頂いたり、ちりめん山椒を多くして味付けはそれだけにしたり、お好みでどうぞ。
慣れてきたら、オリジナルのちりめん山椒を楽しもう
基本の作り方に慣れたら、薬味を足したり、加熱時間を調整して好みの仕上がりを追求してみてくださいね。薬味は煎りゴマや鷹の爪、大根若菜などがおすすめです。
加熱時間は、水分が飛び切る前のふんわりとしたじゃこの食感も、煮汁を煮きった飴状のカリッとした食感のどちらもおいしいですよ。味の濃さを調整できるのも、自作ならではのメリットのひとつ。ご自分の好みにカスタマイズして、初夏の風物詩をお楽しみください。