17. 日本「ぜんざい」
小豆を甘く煮て、餅を入れた「ぜんざい」もまた、日本を代表するスイーツ。素朴なその味わいは、今でも多くの人に愛されています。「ぜんざい」は室町時代の一休和尚が「善哉!」とほめたことに起因する説と、出雲大社の神在餅が訛ったという説とがあるのですよ♪
世界のお菓子5選【そのほか編】
18. 中国「杏仁豆腐」
デザートとして食べることも多い「杏仁豆腐」、中国発祥のお菓子です。その歴史は古く、三国時代にまでさかのぼることができ、清の時代には宮廷料理として珍重されていました。日本でもおなじみのツルンとした食感の杏仁豆腐は、中国でも北方のもの。南方の杏仁豆腐は、トロリととろけるものが一般的です。
19. 中国「シャーベット」
果汁や果肉などを固めた「シャーベット」は、意外なことに中国が発祥とも言われています。その根拠が東方見聞録。マルコポーロが中国から「舎里八」なるシャーベット様の氷菓を持ち帰ったという記載がゆえんです。フルーツのおいしさをそのままに、サラリと溶けて、さわやかなシャーベットは、今や世界中で人気ですね♪
20. ペルー「アルファフォーレス」
ペルーをはじめ、南米で広く食べられている「アルファフォーレス」は、ボリュームたっぷりのクッキーです。甘さが控えめのクッキー生地は、ホロホロとした食感が特徴。あいだに挟んでいるのは、濃厚なキャラメルクリームの「ドルチェ・レチェ」。コーヒーにぴったりのお菓子です。
21. 韓国「ホットク」
焼き目はサクッ、皮はもっちり、なかからのぞく餡はとろ~り!ひとつでいくつもの食感が楽しめる「ホットク」は、韓国を代表するお菓子。食べごたえ満点のボリュームと味のバリエーションの豊富さで人気があります。もっともポピュラーなのは、黒糖やシナモン、ほかにもはちみつや小豆なども人気です。
22. ポルトガル「パン・デ・ロー」
ポルトガルやスペインから伝わったと言われるカステラ。原型のひとつがポルトガルの修道院で生まれたお菓子「パン・デ・ロー」と言われています。ポルトガルでは行事のたびに食べられることが多く、甘めのワインと合わせるのがおいしい食べ方とか。なかまでしっかりと火を通したものと半熟のものがあります。