9. アメリカ「ブラウニー」
ケーキともクッキーとも違う「ブラウニー」は、アメリカの家庭の味。ふんわりとした軽めのものから、ねっとりファッジ風のものまで、そのレシピは各家庭で違うのだとか。コーヒーにぴったりのブラウニー、実はシャンパンなどのお酒との相性も抜群なのですよ♪
10. アメリカ「レインボーケーキ」
鮮やかな色合いに息をのむ「レインボーケーキ」、これもまたアメリカ発信のお菓子です。子供のお誕生日や記念日など、華やかな席には人気のレインボーケーキ。いかにもアメリカらしいポップな色合いですが、虹はアメリカ人にとって幸せの象徴。お祝いムードを演出するのにぴったりです。
11. アメリカ「シフォンケーキ」
フランス生まれかと思いきや、アメリカで生まれた「シフォンケーキ」。絹織物を思わせる、ふんわり軽い口当たりから「シフォンケーキ」と呼ばれています。今では世界中で愛されるケーキですが、フランスでは「エンジェルケーキ」と呼ばれています。フランス語でシフォンは雑巾。なるほど、エンジェルケーキという名も納得ですね♪
12. アメリカ「ドーナツ」
「ドーナツ」もまたアメリカから生まれたお菓子です。もっともアメリカでは、お菓子というよりも主食、朝食として食べる人が多いそう。ドーナツの原型は、オランダのオリ―クックという揚げ菓子。メイフラワー号でイギリスから脱出した清教徒たちが、寄港したオランダで覚え、ドーナツへと進化させたのだとか。
世界のお菓子5選【日本編】
13. 日本「 練り切り」
日本の伝統的なお菓子を和菓子と言いますが、代表的な和菓子がこの「練り切り」。季節を反映して、姿かたちが変える芸術性の高いお菓子です。あずきと砂糖を合わせて作る練り切りは、ほのぼのとした甘さが特徴。お抹茶と合わせるのが定石ですが、コーヒーや紅茶と合わせても◎
14. 日本「ショートケーキ」
意外なことに「ショートケーキ」も日本発祥のお菓子のひとつ。1920年代に発売されたお菓子で、コロンバンが最初という説と不二家が初めてという説があります。柔らかい口当たりを好む日本人向けに考案されたショートケーキ。今では知らない人はいない、愛されるお菓子になっています。
15. 日本「せんべい」
お米を原料に使い、焼いたり揚げたりした「せんべい」も、日本を代表するお菓子です。その発祥は、草加せんべいで有名な埼玉県、草加市。だんごを薄く伸ばして焼いたものが始まりと言われています。カリカリとした食感は海外でも大人気。日本のお土産品として大変喜ばれるそうです。
16. 日本「かき氷」
夏の風物詩「かき氷」の歴史は古く、平安時代にまでさかのぼることができます。清少納言の枕草子では、「あてなるもの(上品なもの)」として紹介されているほど。庶民に広く親しまれるようになったのは、大正に入ってからのことです。当初は蜜などをかけた素朴なもので、今のようにフレーバーが増えたのは、第二次世界大戦後のことです。