やわらかくジューシーに仕上げるポイント
お肉は常温に戻すこと!
豚ロース肉やステーキ用肉などの厚みのあるお肉を焼くときは、お肉を常温に戻すことが大切です。
お肉が冷たいまま焼いてしまうと、なかまで火が通るのに時間がかかってしまいます。加熱時間が長くなればなるほど、お肉の水分、肉汁、うまみ、脂などが逃げてしまい、おいしさが半減してしまいます。
繊維を切って、やわらかく♪
厚みある豚ロース肉を焼くときは、下ごしらえをしっかりしましょう。包丁のみねや肉たたきを使って、お肉を叩いて繊維を切ります。そして、脂身と赤身の間に筋を切りましょう。お肉を焼いたときにギュッと焼き縮むのを防ぎ、やわらかく焼きあがりますよ。
小麦粉で水分を閉じこめる!
お肉を小麦粉でコーティングすることで、水分やうまみが逃げてしまうのを防ぎます。
また、フライパンとお肉の間に小麦粉の層ができるので、熱の入り方が弱くなり、ゆっくりと加熱していくことができます。豚ロース肉は、食中毒を防ぐためにしっかりとなかまで加熱しないといけません。小麦粉の層があれば、じっくりと加熱できるので、生焼けも防げます。
ソースで変わる!アレンジレシピ3選
1. マスタードクリームの豚ロースステーキ
粒マスタードと生クリームを使ったソースで食べる豚ロースステーキです。マスタードの酸味と辛さで、濃厚だけどあと味はさっぱり。玉ねぎの甘さもあるので、辛いものが苦手なかたや、小さいお子さまでも食べやすいですよ。
2. ガーリックトマトの豚ロースステーキ
アルミホイルでお肉を包んで余熱で火を通すから、お肉はやわらかくジューシー◎トマトの酸味と、ニンニクのよい香りが、豚ロースのおいしさを引き出します。見た目もとても華やかなので、パーティーやおもてなしにもピッタリですね。
3. カレータルタルの豚ロースステーキ
甘酸っぱい南蛮酢を絡めた豚ロースステーキに、カレータルタルソースをたっぷりとかけていただきます。カレー粉のスパイシーな香りと、まろやかで濃厚なタルタルソースのコラボは、小さい子どもから大人まで大好きな味ですよ♪
がっつりお肉!豚ロースステーキを作ろう
厚みのある豚ロース肉でつくるステーキは、お肉のおいしさを楽しむのにはいちばん!食べごたえもあって、満足感もバッチリです。ソースを変えれば、味わいも大きく変わるので、飽きにくいお料理であるのもうれしいですね。
お肉を焼いて、ソースをかける。シンプルな調理方法だからこそ、丁寧に作ることが大切です。お肉の下ごしらえをきちんとして、やわらかくジューシーな「豚ロースステーキ」を作ってくださいね♪