育児は「手伝う」という考え方
愛する我が子は二人で育てていくもの。しかし残念ながら家事と同じように育児も妻側がするものだと考えている方も多いようです。
『育児は母親がするものだと思っている』
『子どもがママがいいというのを理由にすぐ諦める』
『子どもの夜泣きなどは母親が担当だと思っている』
『幼稚園の仕事は基本的に母親の仕事だと関心がない』
『俺も育児手伝っているというが、そんなにやっていないところ』
『娘を叱るのが私の役割になっている。夫はいい顔をしたいから』
『基本的に手伝う姿勢なところ』
子育ては体力も必要ですし、心配事がある時に相談できるのはやはりパートナーです。日頃から夫婦で目を配り、大切な我が子の異変にもすぐに気付けるよう一緒に子育てをする姿勢を忘れずにいてほしいところです。
幼稚園や学校の行事などに興味がない旦那さんも多いようですが、習い事の送迎や園や学校行事などを旦那さんに行ってもらうようにするのはいかがでしょうか。
子どもと関わる時間が増えれば、子どもの集団生活の様子がよく見え、わが子の友達関係が知れる、先生に様子を聞けたりするなどメリットもたくさん。「今日のお迎えはパパがいいって楽しみにしていたよ」など上手に伝えて、パパも巻きこんでいきたいですね。
基本的に「自分が一番!」
家事や育児は妻任せ、気軽に自分の予定をいれるなど、夫が「自分優先」の考え方で行動していることが妻側の大きな不満になっていることも分かりました。
他にも、自分ができることも妻にやってもらおうとする姿勢に妻側が苦労していることが分かる、下記のような意見も寄せられています。
『基本的に夫の方が強い・偉いと思っている』
『すぐ調べられるようなことさえなんでもすぐ聞いてくる』
『共有カレンダーがあるのに自分以外のスケジュールを見てくれない』
『夫の晩酌のおつまみを仕事中のこちらが用意しなければならない』
『自分のことが出来ず、人にやらせる』
『夫には自分だけの部屋がある』
『一緒に買い物に行ってもこちらの話を聞かず自分の好きなものばかり購入』
『ゲームやテレビの時間を確保している』
『子どもよりもゲームやスマホ優先』
『子どもが産まれたら子どもが中心の生活になるのが普通かと思っていたが、夫は自分がやりたいことが第一優先。子どもの用事で遅くなっても不機嫌になる』
『自分の実家が優先で、妻の実家は後回し』
『自分の親のことも妻任せにしている』
ゲームや趣味など基本的に優先するのは自分のこと。自分がやりたいことを我慢することができない、自分のことも妻にやらせるといった、「自分を最優先させる夫の行動」には妻側からは怒りの声があがっています。
大切なパートナーの信頼を失わないためにも、何が一番大切か見失わないようにしてほしいところです。
家事や育児を評価しない
家事や育児も立派な労働です。賃金が発生しないので甘く見られたり、一日中頑張って家事や育児をしてもお金を貰うという明確な報酬が発生していないことで、妻側も卑屈になってしまうこともあるようです。
収入問題として下記のような意見もありました。
『専業主婦だが夫の給料を知らない』
『いくら経済的に依存しているとはいえ、100%家事を負担するのはおかしい気がする』
『分担してほしいなら、同じくらい稼いで来いといわれた』
『夫がライザップやエステにいっていて羨ましい』
『私にはお小遣いがない』
『毎月夫から家計費をもらってやりくりしている。コロナ禍でお家で食べる機会が増えたのに金額は増やしてくれない。足りない分は自分のお金で賄うことに』
『久しぶりに出かけようとしたら働いてもいないのにいいご身分ですねといわれた』
外で働いて金銭を貰ってくるのはとても大変なことだと思います。家事や育児に奮闘している妻に対しても報酬がない・少ない場合は自分と同等に考えてはいない夫も少なくはないようです。お互いの存在があるからこそ生活が成り立っていることを再度考え直し、相手の労働に感謝する気持ちを忘れずに伝えあうことも大切ではないでしょうか。
あまりにも酷いようなら、仕事にでることを条件に家事の分担を提案するなど行動に移すのも一つの手だと思います。家事や育児を大した労働と思わない夫には、一度大変さを味わってほしいものです。