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スグに真似したい!使いやすいキッチンの作り方と実例集

インテリア

「作業スペースが狭い」「ごちゃごちゃしていて使いたいものが見つからない」「いちいち出したりしまったりするのが大変」。そんなキッチンのストレスを解消するアイデアを紹介します。気分良くお料理ができる、使い勝手のいいキッチンを目指しましょう。

使いやすいキッチンに欠かせない7つの要素をチェック

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1.どこに何があるのかをすべて把握できている
スペース、お金、時間などの無駄をなくす上で大切なこと。把握できていない人は、整理整頓を後回しにしていませんか?「とりあえず」や「まあ、いいか」で置いた物が増えるほど、どこに何を置いたかわからなくなってしまいます。まずは、すべてのものに定位置をつくることからはじめましょう。

2. 調味料や食材、調理器具などがすっきりと収納されている
キッチンがすっきりしていると、料理や片付けがスムーズになります。いくら片付けてもごちゃついてしまうという人は、収納スペースに対して物が多すぎる可能性があります。勿体無いですが、滅多に使わない物や他のアイテムで代用できる物は処分してもいいのかもしれませんね。

3. 消費期限を過ぎたりストックがなくなったりして慌てることがない
ラベルの向きを変えたりシールを貼ったりして、賞味期限や消費期限、残量などの情報がぱっと見でわかるような収納方法を心がけてください。同時に、冷蔵庫、食材庫、調味料置き場などを定期的にチェックする習慣をつけるのもおすすめです。

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4. 使う物を素早く取り出せる
収納方法をちょっと工夫するだけで驚くほど使い勝手がよくなるもの。使用頻度の高い調味料、調理器具、食器などは、手の届く場所に取り出しやすい状態でしまっておきましょう。

5. 清潔でイヤなニオイがしない
口に入れるものを扱う場所だからこそ衛生管理は必須。どんなにおしゃれでも掃除しにくければよいキッチンとは言えません。掃除後のゴミや布巾類の片付けにも注意が必要です。

6. コンロのまわりに燃えやすい物を置いていない
いくら使いやすいからと言って、食用油やキッチンペーパーなどを火の近くに置くのは危険です。収納するスペースがない場合でも、扉裏収納や戸棚下収納を活用してコンロから離すようにしましょう。

7. 作業スペースが確保できている
水切りラックや調味料棚などに場所を取られている場合は、突っ張り収納などを使ってデッドスペースを有効活用。収納スペース付きの作業台や使うときだけ近くに持ってきて作業できるキッチンワゴンもおすすめです。

今すぐ実践!収納の「コツ」と「ポイント」をスペース別に紹介

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キッチンに欠かせない7つの要素をもとに、リフォームせずに実践できるキッチン収納術を紹介します。「これは、使える!」と思ったアイデアをどんどん取り入れて、自分にぴったりの快適なキッチンを作りましょう。

■シンク下の戸棚
シンクの下の広いスペースは、大きくて重い物を収納するのに適したスペース。詰め込みすぎないように気をつけるだけで、見つけやすく取り出しやすい収納になります。

例えば、鍋やフライパン、鍋の蓋、トレーなどを、ブックエンドやファイルボックスに立てて収納すると取り出しやすさがアップ。収納力が必要な場合はシンク下収納ラックもおすすめです。また、醤油や料理酒など、高さのある調味料や洗剤をファイルボックスに並べて収納しておけば、液ダレしても簡単に掃除ができます。扉裏用のラップフォルダーをつければ、食品ラップを立てて収納できます。いずれの方法も、引き出し収納タイプと開き扉式収納タイプのどちらでも活用できますが、引き出し収納タイプなら、引き出し用ディッシュスタンドにお皿を立てて収納するのもおすすめです。

小さな引き出し部分は、浅型のプラスチックケースをパズルのように配置してカトラリーやキッチンツール、調味料など、使用頻度が高くてこまごました物をしまっておくと便利で使いやすいです。薄型のものであれば二重に重ねて下段に使用頻度がやや低い物を収納してもいいかもしれません。

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■シンク上の吊り戸棚
逆に、高い位置にある吊り戸棚に大きい物や重い物をしまうと、出し入れが大変で使用頻度が下がってしまうことも。できるだけ軽くて大きくない物を置くようにしましょう。

収納のコツは、プラスチックケースを活用すること。棚の高さよりもやや低めで取っ手が付いているケースなら、箱を傾けても中身が落ちたりせず、出し入れも簡単です。中には、お弁当グッズ、ペーパーナプキン、食器用スポンジや布巾のストック、保存容器、お菓子づくりの道具など、1日何度も使うわけではないけど、すぐに手が届くところに置いておきたい物をプラスチックケースに入れます。このとき、保存容器は本体と蓋を分けてスタッキングすると省スペースでたっぷり収納できますよ。

ケースには、使いたい物がすぐに見つけられるよう、中に何が入っているかを大きな字で書いてラベリングしておくのがポイント。1つのケースに複数の物を入れる場合はアイテムの数だけラベルを貼って、ストックがなくなったときに剥がせるようにしておくと便利です。

■キッチンカウンター
備え付けのキッチンカウンターの下に置くキャビネットや、レンジ台や作業台としても使える収納庫付きキッチンカウンターなど、さまざまな形態があります。

カウンター下の収納は、使用頻度が低い物ほど下に。例えば、取り皿や醤油皿、コーヒーや紅茶、調味料など、普段からよく使う物は立ったままでも簡単に出し入れできる場所に、土鍋やカセットコンロなど使う季節が決まっている物、缶詰やお米などのストック食材、レシピ本など、使用頻度が低めで重い物は床に近い場所がよいでしょう。また、引き出し収納タイプのキッチンカウンターは、カトラリー類や食器類を収納するのにも適しています。

キッチンカウンターの上に物を置く場合は、見せる収納を意識してカフェのような雰囲気にしてもいいかもしれません。

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■食器棚
同じような形の食器をいくつも重ねて食器棚の奥にしまい込んでしまったため、取り出すのが面倒になり使わなくなってしまった食器はありませんか?

食器棚を使いやすくするコツは、収納する物をすべて見える状態にしておくこと。奥行きがある食器棚の場合は、マグカップや小鉢のような小さな食器をワイヤーバスケットやプラスチックケースに入れておくと奥の物も引き出して使えるようになります。また、ディッシュラックを活用し、食器を立てて収納すればたくさんあるプレート類もすっきりと収納できます。

間隔の狭い棚や高い位置にある棚は収納グッズを使うことができないので、食器を「日常的に使う物」、「季節感のある物」、「滅多に使わない物」に分類して収納するのが便利。滅多に使わない物は手が届きにくいスペースに、日常的に使う物は取り出しやすいスペースに置き、季節感のある食器はオンシーズンとオフシーズンで入れ替えて使います。

食器棚にカトラリー類をしまうなら、収納スペースにあわせてスタッキングしたり並べたり自由に形態を変えられるカトラリー用の収納ケースがおすすめ。立てて収納する場合は衛生面と安全面に配慮しましょう。

■冷蔵庫
同様に冷蔵庫も、見やすい収納、使いやすい収納を意識すると使い勝手がよくなります。プラスチックケースのような収納グッズを使うだけでもすっきりとした印象に。トレーを使えば一番高い位置の物も出し入れがしやすくなります。種類別に分類するだけでなく、賞味期限の近い食品を手前に置いたりする工夫も必要です。

また、野菜室や冷凍室に入れる物はなるべく立てて収納するようにしましょう。プラスチックケースやブックエンドを活用することで、立てて収納しづらいものも綺麗に収納できできるようになります。

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■パントリー
食材などを大量にストックする場合は、お店のように同じ種類の物をできるだけまとめて、消費期限が近い物ほどを手前に並べます。収納しにくい袋に入ったストック類はカゴの中に立てて収納するのがおすすめ。積みにくい缶詰は横にして引き出しやトレーに並べて収納したりすると、すぐに何の缶詰か確認できます。
いずれもパッケージの目立つところに消費期限を書き込んだシールを貼っておくと食品ロスを減らせます。

■ゴミ箱、三角コーナー
燃えるゴミ、燃えないゴミ、ビン、缶など、分別のためのゴミ箱をいくつも置いているせいでキッチンが狭くなると悩んでいる人も多いのでは?省スペースでまとめられるフラップ扉の縦型ゴミ箱やちょっとした隙間にもおける薄型ゴミ箱が人気です。また、シンク下の深さのあるスライド収納にゴミ箱やゴミ袋を設置している人も多いそう。しっかり収納できるため、ニオイが漏れにくく料理中にも使いやすいアイデア収納ですよね。

三角コーナーは邪魔になりやすくニオイの原因になるので要注意。最近は自立式の水切り袋や使わないときは小さく折りたたんで収納できるエコホルダーに切り替えている人も多いようです。

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