火を使うお料理は、キッチンに熱がこもってしまい、暑い日はとくにツライものです。そこで便利なのが「レンジ調理器」。でも「本当に美味しくできるの?」と思う方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、いつもの料理がグッと手軽に、しかも楽しくなるおすすめアイテムをご紹介したいと思います!
360.life編集部/Test by LDK編集部
お肉や野菜の煮込みだって、レンジにお任せできちゃいます
火を使うキッチンは熱がこもりがちで、暑い日はタイヘン! 「もうお料理するのイヤ~」なんて、嘆いている方も多いのではないでしょうか?
そんな人におすすめしたいのが「レンジ調理器」です。電子レンジというと温めるだけで、本格的な煮込み料理や、硬い根菜類を均等にやわらかくするといった調理はムズカシイと思われがちですが、実は今のレンジ調理器は進化していて種類も豊富なんです。
今回は数あるアイテムを、料理のプロと検証し、もっともおすすめのものを厳選してご紹介したいと思います!
検証に協力いただいたのは、こちらのお二人です。
写真左:風間章子さん
料理家
イタリアンレストランで6年間修行後、カフェの立ち上げ、雑誌やWeb などさまざまなメディアにて料理監修で活躍中。
写真右:桃世真弓さん
スーパーエコごはん研究家
身近な食材を使って、お財布にも身体にも優しいごはんを提案。テレビ、新聞、雑誌などで幅広く活躍中。
【A評価】煮込みも味が染み染み~ティファール「クイックボウル」
レンジ調理器に多いシリコンと違って、こちらのティファールは磁器製。そのため、フニャッとするシリコンに比べ、安定感がバツグンです。持ち運びやすく、そのまま食卓に出せる見た目もおすすめ。ムラなく温められて、お肉もやわらかく火を通せます。
ティファール
クイックボウル
実勢価格:3430円
ラクさ:◎
うまさ:◎
フニャッとしたシリコン素材と違って、料理を盛る容器としての安定感も高め。フタを開ければ、そのまま食卓に出せるのでラクチンです。
取っ手をつかみ、耐熱の布を手に底を抱えると安定感バツグン。レンジから出した直後でも安全に持ち運べます。
お肉にふっくらやわらかく火が通り、煮込み料理もしっかり味が染みます。
続いて、その他のシリコンスチーマーや使い捨てバッグなど、しっかり料理ができるレンジ調理器を検証しましたので、ご紹介します。
【A評価】使い捨てで洗い物なし貝印「ローストバッグ」が便利
意外にもシリコンよりも、便利だったのが貝印の「ローストバッグ」。袋に入れてレンチンするだけで調理ができ、使い捨てなので洗い物いらずというズボラさんに嬉しい手軽さ。
貝印
ローストバッグ
10枚入り
実勢価格:1000円
ラクさ:○
うまさ:○
専用のクリップが付いています。レンチン調理後は、袋を切ってお皿に移すだけ!
肉や野菜の旨味を逃さず、ジューシーに仕上がります。
以下は、定番のシリコンですが、どれも安定感が心配で、「ラクさ」という点で評価を下げてしまいました。ご参考までに一挙にご紹介します。
【B評価】定番品のルクエ「ディープスチームケース」
レンチンのスチーマーといえば、王道のルクエ。観音開きのフタが特徴的です。ただ、安定感がイマイチでした。
ルクエ
ディープスチームケース
実勢価格:3508円
ラクさ:△
うまさ:○