部屋の中でも広い壁の前に置くことが多いテレビ。周辺に余白が生まれるので、好きなものを置いてアレンジすると自分らしい空間ができあがります。今回は、実際におしゃれなテレビ周りを作っている方々の実例をご紹介。あなたの部屋作りにもぜひ参考にしてみてください。
植物を置いて自然を感じるコーナーに
大きめなグリーンをたくさん配置
手間をかけずに取り入れられる方法のひとつは、植物の力を借りること。
テレビ台の上や脇に観葉植物をいくつか配置すると、無機質な印象を払拭できます。特に高さがあるものや葉の大きなものはインパクトがあって視線が集中するので、飾りのない白い壁も寂しさを感じさせません。
ドライフラワーを吊るしてディスプレイ
植物を育てるのがちょっと苦手だったり、水やりのときにテレビや周辺機器が濡れないか気になったりする方には、ドライフラワーがおすすめ。水や土が不要なので、写真の部屋のようにピクチャーレールを使って吊るすことも可能です。この方法ならテレビの画面が隠れて見づらくなってしまうことや、リモコンが反応しないなんてことは防ぎつつ、こだわりを感じるディスプレイができます。
テレビ画面とアートを並べてセンス良く
暗い壁面に映えるアートを
ポスターやアートで美術館やギャラリーのような空間にすることもできます。その場合は、テレビも額縁のひとつと考え、バランスよく配置しましょう。
写真の部屋は、背面の壁が暗めなのでテレビの画面が浮かずに馴染んでいます。その上に飾られた3枚のイラストや周りの植物が映えますね。
部屋中のカラフルなアイテムと馴染むように
こちらの部屋も、テレビの上にイラストが飾られた例です。ナチュラルなカラーの額がほかの小物のディスプレイや木製家具とも相まって、明るく優しげなコーナーに。ところどころにカラフルなアイテムが置かれている部屋なので、黒くて大きなテレビが主張しすぎることなく溶け込んでいます。
プチDIYで趣味のアイテムも並べて楽しむ
無印良品の「壁に付けられる家具」で小物を配置
壁にDIYで収納をプラスし、好きなものを散りばめている方もいます。
写真の部屋では無印良品で人気の「壁に付けられる家具」を使用。取り付けが簡単で、小さな雑貨やオブジェ、植物を手軽にディスプレイすることができます。ほかにもTシャツやポストカード、雑誌などさまざまなものが目に入ってきますが、ホワイト・ベージュ・グリーンの3色を基本としていてまとまりのある雰囲気になっていますね。
「ラブリコ」の棚にガラスアイテムをセット
壁一面にコンクリート打ちっぱなし風の一枚壁を立ててアレンジするなど、DIY上級者さんが暮らすこちらの部屋では、テレビが壁に取り付けられています。その下にスペースがあるので、DIYパーツの「ラブリコ」のアイテムで棚も設置。
そこに、植物やストームグラスなどをゆったりとディスプレイ。飾られているものの素材はガラスで揃っているので統一感を保ちつつ、クールな印象の部屋に柔らかい印象が加えられています。
「ディアウォール」の棚に趣味のアイテムを並べて
続いても多くの家具をDIYで作られている方の部屋。こちらでは、壁や天井に穴を開けずに柱を立てられる「ディアウォール」を使い、テレビの上部に棚を自作しています。
スピーカーの周りにもドライフラワーやサボテンを置いたり、雑誌やスケッチブックなどを立て掛けたり。アロマやカメラなど、趣味のアイテムも置かれていてにぎやかな雰囲気。幅がある棚ならこうしてさまざまな物が置けるので、そのときどきで何をディスプレイするかを考える時間も楽しくなりそう。