老けない肌をつくるためのスキンケアに「美白」は最短ルート。毎日コツコツ仕込んでおくことに意味があります。そこで、スキンケアから食事まで、口コミだけじゃわからない"美白の掟"を大公開。今回は、朝に仕込んでおくべき化粧水や美白の役割などのご紹介です。
美白と聞いて、夏だけのスキンケアや、透明感やトーンアップをイメージする人が多いのではないでしょうか。
一見関係ないように見えますが、実は毎日正しい美白を仕込むことで、結果的に肌の透明感や若々しい美肌をキープできるんです。
知らないうちに増えるシミや、夕方のメイク崩れも相まってどんよりくすむ顔色。アイクリームを塗っても消えない目尻のシワ……。そんな老けサインが気になっている人は、今からコツコツ仕込み美白を始めましょう!
とはいえ、口コミで高評価なものや高級な化粧品に頼ったり、1週間で効果が出ず諦めたり……。美白のことをカン違いしたままむやみにケアしても残念な努力になりかねません。
肌は食べたものでできているので、スキンケアだけでどうこうしようとしても美白はできないんです。
肌は約28日周期のターンオーバーで健康を保っているので数日では効果はわかりません。
ということで、雑誌『LDK』から生まれた姉妹誌・コスメ雑誌の『LDK the Beauty』がプロに教えてもらった朝・昼・夜で美白のためにすべきことをお届けしていきます!
今回は、まず知っておくべき美白の役割や、朝ケアにおすすめの化粧水のご紹介です。
美肌を目指すなら、まず知っておきたいのが美白の役割。美白成分は、メラニンの調整をするのが仕事です。
メラニンは、肌を守るくせに増えすぎて処理が追いつかないとシミになってしまうという厄介なもの。ほとんどの美白成分は、その生成を抑えて、肌の色ムラやシミなどを防いでいるので、白くするための成分ではありません。
▼メラニンがシミになるまでの流れ
1:「メラニンつくって!」指令発出
紫外線をキャッチすると、肌を守るためにメラニンをつくってね!と指示が出ます。
2:肌を守るためメラニンが誕生
指示を受けてメラノサイトという工場で、メラニンがどんどん生産されていきます。
3:細胞へ受け渡される
メラニンは、細胞へ渡されてターンオーバーによって肌の表面へ移動していきます。
4:ターンオーバーで剥がれ落ちる
通常アカとなって剥がれ落ちるメラニンが溜まって表面化したものがシミです。
悪者扱いされがちですが、メラニン自体が悪いわけではありません。さまざまな要因で量が増えて処理しきれないとシミになるので、それを予防します。
朝はこれから浴びる紫外線に備える時間帯。美白するなら朝こそ気を抜かないでおきたいところ。
そこで、朝に仕込んでおきたいのがビタミンCが配合されている化粧水です。
ビタミンCは過剰なメラニン生成を抑制するだけでなく、皮脂分泌を抑制して毛穴を引き締めたり、これから長い一日を過ごす肌にうれしい効果が満載。夜より朝のスキンケアに積極的に取り入れましょう。
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肌ラボ「白潤 プレミアム 薬用浸透 美白化粧水」はトラネキサム酸とビタミンC誘導体に加え、保湿成分のヒアルロン酸入りで、美白も保湿も叶います。さらりとしたテクスチャーで、肌がベタつく季節にもぴったり。
ビタミンCは美白だけでなく毛穴にも効くマルチ成分です。
過去の検証での保湿力テストでは平均点でしたが、プチプラ化粧水としては十分。塗布後時間をおいてもつっぱるほどではないですが、乳液やクリームなどで油分を補ってあげるとよりしっとり。「お値段の割に肌にいい成分が贅沢に入っている」と高評価でした。
たっぷり惜しみなく使えるのはいいですね!
以上、美白の役割と朝ケアにおすすめの化粧水のご紹介でした。
ちなみに、「今、やらないと夏老ける! 美白は朝の仕込みが9割。」特集を掲載した『LDK the Beauty』2021年4月号はこちらで読むことができます。
『LDK the Beauty』
2021年4月号
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ぜひ参考にしてみてください。