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[着飾る恋]大切な人がいる時に「してはいけない」選択

エンタメ

恋愛・婚活コラムニストのやまとなでし子さんが、TBS火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』を毎週考察&展開予想するコラムです。今の日本人の生き方、価値観に一石を投じてくれそうな本作で、真柴くるみ(川口春奈)と藤野駿(横浜流星)が繰り広げる”うちキュン”はどう展開されるのか!?

通じ合う4回のノック

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(c)TBS

駿が元職場のレストランで課題達成に向けて頑張る中、陰ながら応援しているけれど今までと違う駿の気迫に気後れして何もできない真柴。駿のいない部屋に向かって送った4回のノックは、本人に直接伝えられなかった「がんばれ」の気持ちを表していたのでしょう。

一方、毎日遅くまで働き、家には寝に帰るだけ状態の駿。彼も帰宅後、真柴の眠る部屋に向かって4回ノックをしていました。

真柴の応援している気持ちが通じての「ありがと」なのか、毎日遅くて直接顔を見て伝えられていない「ただいま」を意味するものなのか、はたまた素直に「おやすみ」なのか、視聴者ごとにさまざまな受け取り方ができるエモいシーンでした。あなたはこの4回にどんな言葉を当てはめましたか?

駿と社長の3つの共通点

駿と社長って、いくつか共通点があるんですよね。

真柴を好きなことはもちろん、例えばそれぞれのお店や会社の名前が「Hortensia(アジサイ)」と「el Arco Iris(虹)」とスペイン語だったり、二人とも職場から突然失踪して音信不通になり大切な人達を困らせた経験があったり……。

性格は正反対ですが不思議なものですね。

シェアハウスに隠れる犬以外のこうじ

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(c)TBS

そして羽瀬ちゃん(中村アン)。前回関係を持っていたクソ男とは、付き合っていることを確認せずなぁなぁな関係で傷つくことになりましたが、今回は陽ちゃんと正式にお付き合いすることになり本当によかった。

陽ちゃん効果か、羽瀬ちゃんの雰囲気もゴリゴリの塩対応から一変し、塩麹に一晩漬け込んだ肉か⁉ というほど柔らかくなりました。つまりそうなると、陽ちゃんは塩麹だったということになります。

あのシェアハウスには、「犬のこうじ」と「塩麹の陽ちゃん」と二体の麹が住んでいたのですね。

以前の羽瀬ちゃんは、みんなと食事をしても自分が食べ終わったらすぐ部屋に戻って閉じこもっていましたが、今やトランプを楽しんだり酔いつぶれてリビングで雑魚寝したりとだいぶ心を開いた様子。

カップル二人での会話も優しい雰囲気が漂っていてほんわか和みますよね。幸せになってくれー!!!

社長との食事をどう収めるのか

駿の気持ちを分かっていながら、どうして真柴は社長とレストランに向かうことに決めたのか。駿にはどう弁明するのか。

どう説明しても駿の心に若干のわだかまりは残りそうですが、次回はどんな形でこの出来事が進んでいくのか。ドキドキとワクワクが止まりません!

(やまとなでし子)

※この記事は2021年06月15日に公開されたものです

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