例えばペンを引き出しに収納すると、引き出しを開けて、ペンを入れて、引き出しを閉めるという3つの動作が必要になります。
ペンスタンドに立てる収納にすれば、ワンアクションで戻せるのでラクちんです。
ほかにもバッグはフックにかけるだけ、おもちゃはボックスに放り込むだけ、というように負担なく片付けられる方法を取り入れてみましょう。
収納する場所の高さも重要です。
よく使うモノは、目線から腰くらいまでの高さの場所に収納すると、ストレスなく出し入れできます。台に乗らないと届かないような高い位置、しゃがまないと見えないような低い場所の収納には、使用頻度の低いモノを収納するのがおすすめです。
手の届きにくい場所は、思いきって使わないのもひとつの方法です。
【ポイント3】8割収納にして詰め込まない
棚や引き出しにモノがパンパンに詰め込まれた状態では、モノの出し入れがしにくいのでストレスになり、モノの出しっぱなしが増えます。奥に入っているものが見えないので、探し物をする時間が増えたり、存在を忘れてダブり買いしたりすることも増えてしまいがちです。
収納スペースに対してモノは8割くらいの量にして、全体を見渡せるくらいのゆとりのある収納を心がけましょう。
例えば、箱ごと収納するとかさばるモノは箱を捨てて中身だけ保管する方法もあります。
【ポイント4】すべてのモノに住所を作る
部屋の中を見渡してみると、しまう場所が決まっていないモノが意外と多いことに気が付きます。そうすると当然、テーブルや棚の上などにモノを置きっぱなしにしてしまいがち。すべてのモノに住所を作って、帰る場所をはっきりさせましょう。おすすめは「つい置いてしまいがちな場所」に収納を設けることです。
例えば、「帰宅後バッグを戻しに行くのが面倒で、いつもリビングの床の上に置いてしまう」という方は、リビングにバッグを入れるためのかごを用意してみては?
子どもが宿題をする場所が、子供部屋ではなくダイニングテーブルなら、学習道具をしまう場所もダイニングテーブルの近くにしましょう。