【管理栄養士おすすめ】コストコで新定番となっているのが「活〆黒瀬ぶり切身」。ぶり…って焼くくらいしか考えられない!という人が多そうですが、実はこれとっても使えるんです。子どもの食事としても絶対取り入れたいお魚。その活用方法を紹介します。
いま、コストコの新定番といえば「活〆黒瀬ぶり切身」。これ、じつは本当にすごく活用できるアイテムなんです。
子どものいる家庭にとって本当は週に2回は登場させたい魚介類。なかなかレパートリーもなく、子どもも喜んでくれない…
そんな悩みをスッキリ解決!今回は、コストコ大好き管理栄養士・尾花がその活用方法を徹底的に紹介します!
注目アイテム「活〆黒瀬ぶり切身」
▲活〆黒瀬ぶり切身 858g入り 税込み2,900円 (338円/100g)
パックから取り出してみると、10切れの切り身が入っていました。大きさや形は違えど1切れあたり290円ということですね。
このぶりのなにがすごいって、とにかく脂ののりが半端ないところ。
さらに、商品名に活き〆(いきじめ)とありますよね。活き〆については調べたところ色々な解釈があるみたいなのですが、生きたまま急所を刺して、すぐに内蔵を取り除いたり血抜きをしたりすることをいうそうです。魚の死後に内蔵や血が長く体の中にあると、どんどん魚の臭みも出てしまうし、微生物の繁殖も起きるので鮮度が落ちるというわけです。
そう、この活き〆ぶりは鮮度が保たれて臭みもないからお刺身など生食用としても食べられちゃうのです!魚料理は喜ばないけど、お寿司とかお刺身っていえば喜んで食べるという子どもも多いですよね。
さあ、せっかく鮮度の良いぶりが手に入ったら、おいしく調理しましょう。ここからはおいしいぶりを使ったレシピを紹介します。
1.ぶりとアボカドのポキ丼
まずは生でおいしく味わえるメニューから。まぐろで作ることの多いハワイのポキ丼をぶりで作りました。ぶりには彩りと味の相性の良いアボカドを合わせてみました。しょうゆベースのたれにごま油、いりごまを合わせてぶりとアボカドをさっと和えてごはんの上にのせるだけ。
ぶりもアボカドも濃厚な味わいで、ごはんがすすみます。
鮮度のいいぶりなので、生で味わうととろけるほどの脂にも関わらず、しっかり歯ごたえもあります。これはおいしい!5分あればできちゃうから、休みの日のランチや、時間がない日の夕飯の救世主に。
2.ぶりじゃが
ぶりの煮物というと、大根と煮る「ぶり大根」が定番ですが、子どもウケとボリューム感を考えて大根じゃなくじゃがいもとあわせて煮てみました。
ぶりは煮る前にさっと熱湯をかけて霜降りにしておくと、魚の臭いがより抜けて食べやすくなります。今回は手軽にめんつゆを使って煮てみました。
脂のりの良いぶりなので、煮てもパサつき感がなく、柔らかく仕上がります。じゃがいもにもしっかりおいしい出汁が染み込んでます。これはごはんのおかわり必至です。
3.ぶりの漬け
ぶりを薄くそぎ切りにして、しょうゆと煮切ったみりん、すりごまを混ぜたものに漬けて15分ほど置きます。小口ぎりのねぎをのせて完成。
ごはんにのせて、どんぶり風に味わってもよし、熱い出汁をかけて、鯛茶漬け風に味わってもよし。大人は日本酒のあてにも最高です。鮮度が良いからこそ味わえる素材のよさを存分に味わえます。