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[8/16〜8/22の運勢]8月3週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

カルチャー

isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

星乃せいこさんによる「毎月の運勢グラフ」も配信しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね♡

1ヶ月ごとの運勢グラフ

今週のおひつじ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

暗いところで光を探す

今週のおひつじ座は、苦しむためには才能がいるのだということを、改めて実感していくような星回り。

昭和11年に発表された『いのちの初夜』は、当時23歳だった作者の北条民雄が実際にハンセン病施設の全生病院に入院した、最初の1日の出来事を材料に書かれた小説。主人公の尾田は、入院とともに社会での足場を失い、身体が変形し、崩れ落ちたかのような重症患者の姿を、みずからの未来を先取りするものとして見せつけられたことで、絶望が一挙に押し寄せ、自殺を企てるものの失敗します。

そして、そんな尾田の挙行の一部始終をじっと観察していた先輩患者である左柄木という人物が、尾田に対して次のように語りかけるのです。「僕思ふんですが、意志の大いさは絶望の大いさに正比する、とね。意志のない者に絶望などあらう筈がないぢやありませんか。生きる意志こそ源泉だと常に思つてゐるのです。」

あなたもまた、再び立ち上がるための力を内部に蓄えていくべし。

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今週のおうし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

体感と予感の二重写し

今週のおうし座は、自分のもとに飛び込んできた予感に呼応していこうとするような星回り。

「被弾史の一本一草天道虫」(伊丹三樹彦)は、昭和56年に作者が沖縄を訪れた際に詠んだもの。「被弾史」も、銃弾によって多くの犠牲を払わされた沖縄の歴史を指したものであり、作者は島を覆う「一木一草」のひとつひとつが、そうした悲惨な歴史を担っていると感じたのかも知れません。あるいは、消えることなく続く被弾史のさなかにおいても、同じように草や木は生え繁ってきたのだとも読むことができますが、おそらくその両方を言いたかったのでしょう。

そして、過去のつらい人間の歴史と、いつも変わらぬ大きさで人間のそばにあり続けてきた自然の営みに思いを馳せていると、一匹の「天道虫」が作者のもとに飛んできた。その小さな虫もまた、いや沖縄に今生きて在るすべてが、「被弾」という歳月の重みを背負っているのだ、と。そう作者は思ったに違いありません。

あなたもまた、背負うべきものの重みとそれを可能にしてくれるだけの活力とのバランスを、みずからの意志で掴み取っていくべし。

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今週のふたご座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

増やすと耕す

今週のふたご座は、仕事を通して何を、どんな思いを増やしていきたいのかを、改めて考え、動いていこうとするような星回り。

漁師の仕事は体力的にキツいものですが、中でももずくの養殖は最もキツい部類に入るそうで、朝七時には海に飛び込んで、長い時はお昼休みも取らずに、夕方の四時、五時まで一度も船に上がらないこともあるのだとか。

とはいえ、自然が相手の仕事ですから、つねにそういうスケジュールということはなくて、集中的に仕事をする一方で、天候次第ではゆっくりできるという意味ではメリハリがありますし、夫婦ふたりの時間だったり、やりたいことについて考えたり話したり動いたりする時間があるという点ではとても恵まれているのだとも言えます。

そういうリズムで仕事をしていると、自然と資源を「獲る」のではなくて、「増やす」ことに意識が向いて、海岸をなるべく自然の状態に維持するべく、サンゴを植えたり、子供たちに関心を持ってもらう体験学習の催しを企画したり、NPOを立ち上げたりといった活動にも繋がっていく。そこでは、そういう風に見られたいからやるというのではなくて、純粋にやりたいからやっているというところから仕事が回っていく訳です。あなたもまた、文明と自然のはざまで自分の生活リズムを整えていくべし。

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