我が家の防災グッズ、大丈夫?
9月1日「防災の日」に見直してみて
9月1日は関東大震災があった日で、「防災の日」にもなっています。また3月・6月・9月・12月それぞれの最初の日は「防災点検の日」として、防災グッズの見直しをする日でもあります。季節の変わり目で見直すいいタイミングです。
最近は毎年のようにさまざまな自然災害が起き、防災グッズへの意識が高まっている人も多いでしょう。この記事では、防災グッズの見直しや、おすすめのアイテム、防災の心得について解説していきます。
防災グッズを見直すポイント
賞味期限・使用期限は大丈夫?
防災グッズではまず食品の賞味期限を確かめましょう。保存期間が長い非常食でも、賞味期限はあります。また、使用期限がある防災グッズも。いざというときにきちんと使えるよう、期限のチェックはお忘れなく。
必要なものはきちんと入っている?
防災グッズを一つ一つ見直すことで、どう使うのか、どうして必要なのかをたしかめることができます。防災意識が高まる、というわけですね。
また季節によって衣類や気温への対策も変わるため、年に4回の見直しで必要なものを入れ替える必要もあります。具体的に何が必要なのかを、これから詳しく見ていきましょう。
3日分は備えておきたい「食品」
・水(飲料用・調理用)
・主食・主菜(レトルト食品・缶詰・冷凍食品)
・缶詰(缶切りも忘れずに)
・野菜ジュース
・加熱せず食べられる食品(かまぼこ・チーズなど)
・お菓子、栄養補助食品、調味料
「長期保存水」は1人1日3リットル備蓄
防災用に数年間保存できる「長期保存水」を選びましょう。1人1日3リットルが備蓄水の目安。3日分の備えであれば、1人9リットルは必要です。
こちらは三菱ケミカルの「5年保存水」。天然水でミネラル成分も豊富に含まれています。ダンボールに賞味期限が大きく書かれており、見直しもしやすいです。
食べるのが楽しみになる「非常食」
非常食は見直して賞味期限が近ければ、新しいものに入れ替え、古いものは食べてしまいましょう。おしゃれでおいしい非常食なら、非常時でも心にゆとりを持てます。缶詰や紙パックでも、まるでお店のパンのようにおいしい非常食も。
不足しやすい野菜は“乾燥”で長期保存◎
停電で冷蔵庫が使えなくなると保存できなくなる野菜類は、非常時にどうしても不足しがちです。栄養をしっかりと摂れるよう、野菜の非常食は備蓄しておきたいところ。
普段から料理のちょい足しに使える乾燥野菜を常備しておくと安心です。ちなみに未開封だと長く保存できる野菜ジュースも非常食になります。