山頂手前のキツイ登りが達成感を生む
薬王院から20分ほどで登頂!頂上手前はどのコースも急勾配なので、たどり着いたら達成感がありますよ。ベンチの数は多くないので、レジャーシートを持っていくと良いでしょう。
条件が良ければ富士山もはっきり見えるのですが、予報が外れてあいにくの空模様。でも、木々にかかる雲を間近に見られるのも山ならではです。
高尾山の山頂には3軒の食事処があります。山小屋風の屋根が特徴的な「曙亭」(写真)は、そばやおでんが人気。店頭でスナック菓子や缶ビールを買うこともできます。(※緊急事態宣言中は酒類の提供はなし)
2015年に改装した「大見晴亭」は、カジュアルな雰囲気。ソフトクリームをテイクアウトする人が目立ちますが、イートインスペースもあります。
少し階段を降りたところにある「やまびこ茶屋」では、カレーライスが人気。スナック菓子やソフトクリームもあります。ハイシーズンはどの店も混み合うので、行列を覚悟しておきましょう。
一番の観賞スポット!? リフトから眺める紅葉が最高
体力に余裕があったら、紅葉が美しい「もみじ台」に立ち寄るのもオススメ。山頂から奥高尾に抜けるコースを10分ほど行ったところにあります。なめこ汁が人気の茶屋「細田屋」があるので、すぐに分かりますよ。
多彩なコースがあるので、下りは登りとは違うコースを選んでみて。帰りも新鮮な気持ちで山歩きを楽しめるはずです。
この日は中腹からリフトで下山。日差しや風を感じながら木々の間を抜け、遠くの景色まで見えるのは最高です♪
紅葉シーズンも断然リフトがオススメ。ケーブルカーは混んでいると思うように外を見られませんが、リフトなら前後左右の景色をじっくり楽しめます。
下山してから食事を楽しみたいという人は、1号路のとば口にあるそば屋「高橋家」へどうぞ。風情ある佇まいに加え、樹齢150年の柿の木が屋根を貫いて伸びていて、ひとめで分かります。
ハイキング後にさっぱりしたいという人は、高尾山口駅直結の日帰り温泉施設「京王高尾山温泉 / 極楽湯」(入館料:1,000円~)があるので、電車に乗る前に汗を流すことも可能。露天風呂や檜風呂などがあり、地下約1,000mから湧き出る天然温泉で疲れを癒やせます♪
まとめ
山は天気が変わりやすく、市街地に比べて気温が低いもの。最低でも雨具、防寒着、帽子、飲み物、非常食(お菓子)は持って登ってくださいね。高尾山の紅葉は例年11月の中旬~下旬。秋は日が沈むのが早くあっという間に暗くなるので、時間に余裕を持って下山しましょう。また、高尾山はゴミ持ち帰りの山です。ゴミ箱はないのでご注意ください。