丸亀製麺「トマたまカレーうどん(並)」:690円(税込)の正直レポ
持ち運び時にカレーが漏れることなく、案外丈夫な容器に入っています。
うどんとトマたまカレーだし部分がわかれていますよ。食べる直前、上記写真のように一旦テーブルの上に置いてから、かき混ぜる人もいるかもしれませんがちょっと待ってください!うどんが入っている透明な容器の裏側……トマたまカレーだしがべっとりとついており、そのままテーブルに置くと、もれなくトマたまカレーだしまみれになります。大切なことですので、ぜひとも頭の隅にいれておいていただければ。
唐辛子を丸ごと入れたわりには真っ赤な色合いではない、トマたまカレーだし。「仕上げに溶き卵を」という公式発表がありましたので、ひかえめな色合いになっているのかも。トマトと和風だしの香りがして「いかにも辛そうなカレー」という印象はありませんでした。
辛いのが苦手な人は食べられないほどの辛さ
もったりとしているカレーなので「具材がドロドロに溶けてなくなっているタイプ」かと思いきや、ひと口大のトマトがごろごろと入っていますね。玉ねぎなどの野菜も入ってましたよ。
一口いただいてみると、口全体がピリピリするほど辛い!レトルトカレーでいうところの「辛口」ですね。本格グリーンカレーほどの辛みはないものの、辛いのが苦手ならば、まず食べられそうにありません。辛さの中にも、トマトの酸味に豚肉や野菜の旨みも駆け抜けていきます。やみつきになる味わいですね。
うどんとの相性はイマイチかも
丸亀製麺には申し訳ないですが、うどんとの相性はイマイチ……と思いました。というのも、うどんとカレーがうまく絡み合いません。また、トマたまカレーだしが辛すぎて、丸亀製麺のおいしいうどんの味わいが薄れてしまうのです。
さらには、うどんを食べ切ってもあまってしまうトマたまカレーだし……。特に意識せずに食べていたこともあり、トマトの塊も丸々と残っている状態です。
もったいないと思い、自宅にあった白米にかけて食べてみることに。店内メニューには「ひと口ごはん」が付いていますし、マッチするはず。
一口食べて感じました。「トマたまカレーだしはうどんではなく、ごはんとの相性がよい」と。野菜やトマトともよく絡み合いますし、うどんと食べた時は「辛すぎる」という評価ですが、ごはんと組み合わせて食べると「辛いけど、辛すぎることはない」くらいに中和。
トマトの酸味もダイレクトに感じられますし、トマたまカレーの魅力を最大限に味わると思います。
丸亀製麺の名目上、うどんメニューとして売り出されていますが、普通のカレーメニューとして売り出した方が良いのではないでしょうか。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗にて臨時休業や営業時間の変更等が予想されます。事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。