足裏を見れば、全ての不調がわかる!?30万人以上の足を診てきた足裏研究家・鈴木きよみ先生に、足裏からわかることと、足裏からできる健康メソッドを教えてもらいました。
足裏は心身のバロメーター
そんな特徴が足裏に表れていたらぜひやっていただきたいのが、鈴木先生が考案したゾーンセラピーです。ゾーンセラピーとは、30年におよぶ臨床経験から生まれた施術法。「ツボ指圧などに代表される東洋医学の足裏療法と、西洋の足裏療法であるリフレクソロジー、そして30万人以上の臨床経験によって生まれました。足裏を押すだけでなく、足裏の形や色、肌の状態、足の指の向きなど、足裏全体を観察し、一人ひとりの体調に合わせて行うオーダーメイドのマッサージ法なのです」(鈴木きよみ先生)。
まずは、自分の足裏をチェックし、不調のサインが出ていないかチェックすることからはじめましょう!まずは気になる人も多い「太りやすい足裏の特徴」からご紹介します。
太りやすい人の足裏の特徴
太りやすい人の足裏(『すべての不調は足裏を見ればわかる!』より)
「足の形をパッと見たとき、全体的に四角く、かかとの皮膚が厚い足は太りやすい傾向にある」と鈴木先生。また、土踏まずのアーチ部分にも特徴が。
チェックポイント
・足全体が四角い
・かかとの皮膚が厚い
・消化器のゾーンの色が悪い
・触るとガッチリしている
・土踏まずが潰れている
・足裏の色が赤っぽい
脂肪太り解消のためのゾーンセラピー
脂肪太りの足裏はココを刺激しよう!
肝臓をさする
指角を作り、右足の薬指と小指の延長線上にある「肝臓」のゾーンに当てます。上から下に3回さすりましょう。
※肝臓のゾーンは右足にしかありません
土踏まず全体をさする
手を軽く握り、左足の大腸・小腸のゾーンが集まる土踏まずに親指以外の4指の第二関節を当てます。手首を返すようにしながら、土踏まずを3回さすります。右足も同様に行います。
教えてくれたのは…鈴木きよみ先生
セラピスト、足裏研究家。東京・自由が丘で30年に渡り、のべ30万人以上の足を診てきた臨床経験豊富なセラピスト。その臨床の中で培ってきた経験をベースに、独自の理論と技術「きよみ式ゾーンセラピー(R)」を確立。2018年には、100年時代を生きるための「足ウェルネス(R)」を提唱。現場でのセラピーを中心に活動しながら、企業でのセミナーやテレビ・雑誌等のメディア出演など、幅広い分野で活躍。最新著書に『すべての不調は足裏を見ればわかる!足からはじめるゾーンセラピー』(ワン・パブリッシング)がある。