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[10/18〜10/24の運勢]10月4週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

占い

isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

星乃せいこさんによる「毎月の運勢グラフ」も配信しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね♡

1ヶ月ごとの運勢グラフ

今週のおひつじ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

地が出てくるホイ

今週のおひつじ座は、自身の分身が顕わになっていくような星回り。

「打ちみだれ片乳白き砧かな」(泉鏡花)の「砧」とは、布を和らげるために布団を棒などで打つ台や、またその音のこと。掲句では胸もあらわに砧をうつ女性の姿が詠まれており、どこかただならぬ不穏さや狂気のようなものを感じさせますが、それはひとえに作者がそういうものに魅せられる人間であるということの表れなのでしょう。

どうも俳句というのは、詠めば詠むほど俳句の方が本人に似てくるものらしく、芭蕉は旅に、蕪村は絵に似ているし、作者の句もまたその怪奇趣味の小説に似ています。

本人の思いや癖を長年にわたり吸い続けた俳句は、だからこそある種の生命や力を持って人の心に訴えるのでしょう。あなたがもし長年にわたり俳句を詠んだとしたら、それは何に似てくるでしょうか。今週は、自分の分身のような何かに思い当たっていくことができるかも知れません。

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今週のおうし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

ゆらゆら帝國

今週のおうし座は、自分をラクにしてくれるものに、大いに頼っていこうとするような星回り。

五代(10世紀)や北宋(10~12世紀)の時代の最も古い段階の山水画は、山頂が妙に丸みを帯びていたり、遠くの山々が霞の中に消えていたり、そもそも飛行機ほどの高さから見下ろした構図であったりと、実際の光景というより観念で描かれたもの特有の特徴が見られます。

例えば、11世紀の郭煕(かくき)の描いた「早春図」もまた、山そのものを眠りから覚めてむっくりと起きあがろうとしている巨人として描いており、冬から春に向かう自然界の「気」が山を生みだしたイリュージョンとして解釈することができる。山水画の鑑賞では、絵がいきいきとして感じられるとき「気韻(きいん)生動(せいどう)がある」などとも言いますが、そこには画家が思い描いた理想の神霊や気の流れが、ひとつのレイアウトやデザインとして刻み付けられていた訳です。

彼らはそれをただ描いただけでなく、きっとそうした気の流れの中に何度となく身を置き、遊んでいくことで、自身の英気を養っていったのでしょう。今週のあなたもまた、そうしたよい気を養うための時間や空間を大切にしていきたいところです。

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今週のふたご座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

辛酸なめ太郎

今週のふたご座は、深い水のなかに浸っていくような星回り。

「秋の暮水のやうなる酒二合」(村上鬼城)は、晩酌のうた。確かに一合ではちょっと物足らないし、三合では多すぎるとは感じますが、かといって「二合」がちょうどいいかと言えば、それもぴったりと言う訳ではないのでしょう。

作者の場合も、なんとなく「二合」を飲んでみて「水のよう」に感じた。つまり、普段と同じ酒であるのに、味が伝わってこなったのだろう。こういうのは晩酌としては面白くない。

仕事や人間関係で何かあって胸がつかえていたのか、心ここにあらずの状態だったのかも知れません。そんな風に静かな秋の夕暮れに、ひとり不機嫌なままに酒を舐めている男の姿には、酒の味はともかく、人生の深い味わいがあるように思います。あなたもまた、ゆっくりと人生を味わっていくだけを時間を確保されたし。

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