旅館やホテルの朝食では定番の半熟卵は自宅での朝食に並ぶとなんだか特別感がありますよね。でも実際作ってみると時間がかかるし意外と面倒です。そこで今回オススメしたいのが、レンジで手軽に調理できる半熟卵メーカーです。人気5製品を実際に使ってテストしてみました。
360.life編集部/Test by LDK編集部
▼本記事の取材・テストを行ったのはコチラ
朝食をひときわ豪華にする半熟卵見た目以上に手間がかかります
半熟卵ってゆで卵と違って作り置きができず、食べる前に作る必要がありますが、お湯を沸かしゆでるまでの時間を考えるとなかなか手軽にとはいきません。
また、卵を鍋にいれるときに割れたり、ゆで時間の調節に失敗して堅くなりすぎたりと、卵料理のなかでも意外に難しいものです。
そんな面倒な半熟卵を手軽に作るアイデア商品が各社から販売されています。
100均を含めた5製品の使い勝手や見た目をジャッジ!
半熟卵メーカーは、容器に卵に水を加えてレンチンするだけであっというまに半熟卵が作れるというもの。火の通しすぎに神経をとがらせる必要もなく、食べたいと思ったときにすぐ食べられる便利な製品です。
今回は全5製品の半熟卵メーカーで実際に調理をしてみました。出来上がりの見た目はもちろん、使い勝手と時短につながるかをチェック。それぞれの項目をA~Cまでの3段階で評価しています。
とくに「時短」については加える水を沸騰させる必要があるかどうかで差がつきました。それでは早速ご覧下さい。
半熟卵が驚くほど簡単にできる水切りしやすくコスパ最高
キャンドゥ
半熟玉子風
実勢価格:108円
黄身に楊枝で穴をあけ常温水を入れてチンするだけ。容器自体の安定感もあり水切りもしやすいので使いやすさ抜群です。結果的には本製品が一番ラクに半熟卵が作れました。
平らな容器のため、半熟卵よりも火が通りすぎる傾向があるものの許容範囲でした。
ダイソーのフタ付きタイプは火の通り過ぎには注意が必要
ダイソー
半熟たまごボール
実勢価格:108円
卵黄にフォークなどで穴をあけ、水を適量注いでレンチンするだけととにかく簡単。容器のフタが重くて倒れやすいのが難点ですが、コスパも良く優秀な半熟卵メーカーです。
表示通りの時間でゆでると火が通りすぎてしまうため調整が必要です。
火加減が難しい分を覗いては及第点の100均半熟卵メーカー
ダイソー
レンジで簡単!温泉たまご
実勢価格:108円
こちらもダイソーから販売されている半熟卵メーカー。さきほどの製品同様にフタが重くて倒れてしまうという欠点があります。
製品名の「温泉たまご」ではなく「半熟卵」を作る製品です。火加減の時間調整に少し苦労しました。
しっかりした構造が裏目に工程が多く時間がかかります
エビス
レンジで半熟たまご
実勢価格:410円
特許を取った独自構造で、たまごに均等に加熱されるため仕上がりの美しさはナンバーワンです。ただ、水を沸騰させてから卵を入れるなど工程の多さが面倒でした。
値段が値段だけに、構造はしっかりしています。ザル形状なので水切りがラクというのも便利です。