フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。今、大注目のサバの缶詰。栄養満点、手軽に使えてしかも美味しいと、まさに良いことづくしです。今回は、サバの水煮缶を使った、ランチや軽い食事にぴったりのちょっとおしゃれなメニューを3つご紹介したいと思います。
今大注目!さばの缶詰でちょっぴりおしゃれなランチメニュー
調理の手間や、食べにくさから、つい敬遠してしまいがちな魚料理。特に青魚には、栄養がたっぷり詰まっていると知っていても、日々の食事つくりには、なかなか取り入れにくいですよね。
そんな中、最近注目されているのがさばの缶詰。
旬のさばを骨まで食べられるように加工されたさば缶は、おいしさはもちろん、栄養が豊富!
缶を開けるだけで、下ごしらえ不要、調理に使えるのも便利ですよね。
水煮缶を使えば、自分で自由に味付けができ、和洋中ジャンルを問わないので、日々の食事に取り入れやすいです。また、経済的な点もうれしいところ。
今回は、さばの水煮缶を使って、ランチや軽い食事にぴったりのちょっとおしゃれなメニューをご紹介したいと思います。
さばとじゃがいものスープ煮込み
じゃがいもをごろごろ入れたスープ煮込みは、さば缶の汁も丸ごと使うので、うまみがたっぷり!栄養ものがさずとることが出来ます。
材料を入れたら、じゃがいもが柔らかくなるまで煮込むだけで出来上がり。隠し味で入れたお酢は煮込むうちに酸味が消えてコクになり、お好みのハーブを添えれば、香りも、また見た目もぐっとよくなります。
煮てからすぐでなく、少し時間をおいて温め直すと、味がなじんでさらにおいしくなります。
材料(2人分)
・さばの水煮缶 1缶
・じゃがいも 小6個
・たまねぎ 1/2個
・セロリの葉 適量
・水 350cc
・洋風だし(コンソメなど) 1/2個
・酢 小さじ1
・ローリエ 1枚
・お好みのハーブ
・塩・黒胡椒 適量
作り方
① じゃがいもは皮をむき、小さいものならそのまま、大きいものは食べやすく切り、水にさらしておく。
② たまねぎはくし切りにする。
③ 鍋にじゃがいも、たまねぎ、セロリの葉、ローリエ、酢、水を入れ、さばの水煮缶を汁ごと入れ、じゃがいもが柔らかくなるまで煮る。
④ 塩で味を調え、盛り付けて黒胡椒を挽く。
さばとオリーブのトマト煮込み
さばと相性のいいトマトを使って、イタリアン風の煮込みにしました。こちらもさばの水煮缶を汁ごと入れているので、トマトソースがぐっと味わい深くなります。茹でたパスタを入れてもおいしいですよ。
材料(2人分)
・さば缶 1缶
・トマト缶 1缶
・たまねぎ 1/2個
・パプリカ 1/2個
・セロリ 1/2本
・オリーブ 青黒各5粒
・にんにく 1片
・オリーブオイル 大さじ1
・ワイン 大さじ2
・塩、胡椒
作り方
① にんにくは、芯をとってみじん切りにする。たまねぎ、パプリカ、セロリはひと口大に切る。
② フライパンに、オリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、香りがでてきたら、たまねぎとセロリを炒め、しんなりしたらパプリカも入れて軽く炒める。
③ ワイン、トマト缶、オリーブ、水1カップを入れ、さば缶を汁ごと加え、時々混ぜながら煮込み、塩・胡椒で味を調える。
さばのドライカレー
煮込まず手軽にできるドライカレー。スパイスや香味野菜がにおい消しになり、魚のにおいが苦手という方にもおすすめです。お好みで温泉卵をのせてどうぞ。