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[11/15〜11/21の運勢]11月3週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

今週のさそり座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

言行一致はさりげなく

今週のさそり座は、生活と言葉の一致をあらためて図っていくような星回り。

アリストテレスやプラトンといえば、私たちはどうしても学問の神様のような存在としてしか想像できませんが、彼らだって人並みの人間で、友達と談笑したりもすれば、酔っぱらったり遊んだりなど、生活にまったく哲学者らしからぬ部分があったはずです。実際、アリストテレス自身も『ニコマコス倫理学』の中で次のように述べています。

「われわれは徳が何であるかを知ることを目的としてではなく、よき人となることを目的としてこの考察を行っているのである。でなければ、それが無意味であろう。」「しかし、実際はこうした行為をしないで、言論に逃避し、そして自分は哲学しているのであり、それによってよき人となるであろうと考えている人々が多いのであって、彼らのこうしたやり方はいわば注意して医者の言葉を傾聴しながら少しもその命令を守らない病人に似ている。」

あなたもまた、アリストテレスが言った意味での「よき人」となるべく、自身の振る舞いや暮らしの内実をただしていきたいところです。

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今週のいて座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

落葉的瞬間の感受

今週のいて座は、間の不思議によぎられていくような星回り。

風に吹かれて落ちる葉がある一方で、風もないのに枝を離れる葉もある。いつ見ても庭に落葉が舞っていた。ところが、ふと気が付くと、あれほど舞っていた落葉が途絶えている。

もちろん、また時がたてば盛んに舞い落ち始めることでしょう。しかし「舞うてゐし庭の落葉の何時(いつ)かなし」(高浜虚子)は、そうしたささやかな一瞬の「間」を捉えた作品。こういう作品は、慌ただしく日常に追われるようになった現代の日本人は、なかなか詠めなくなってしまったのではないでしょうか。

日常の風景のささやかな変化を捉えるだけの感受性というのは、やかんでお湯が沸かした時の音に耳を澄ましたり、寿司の肴の色が変わる分かれ目を見たり、ポツンと雨が降ってきたときの最初の点線だったり、そういう日常に潜んだ音楽を感じることで少しずつはぐくまれていくものなのです。あなたもまた、そうした「間」や「音楽」を自身の日常に取り戻していきたいところ。

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今週のやぎ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

制限と爆発

今週のやぎ座は、エモが溢れ出していくような星回り。

20世紀を代表するフランス印象派の画家で、『睡蓮』などの代表作で知られたモネは、その最晩年に、白内障になって、ほとんど眼が見えなくなったそうです。ところが、眼が不自由になってからの彼の作品は凄まじく、それは苦悩に満ちているというより、むしろ歓喜に満ちた画面が表出していきました。

色とりどりの色彩が視神経に直接入り込んでくるかのような『バラの小径』もその頃の作で、これは眼を失ったモネが、写るかすかな光のその奥に突進するように、無我夢中にキャンバスに向かっていった姿勢がそのまま出ている作品です。

こうした絵の前に立つと、直接モネの感情がこちらの感情を刺激し、魂に振動を呼び起こすように感じられるのですが、そこにはやはり失明の影響が大きかったように思います。あなたもまた、ある種の「魂の再起動」を促すようなきっかけを得ていきやすいでしょう。

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