今週のみずがめ座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
ハードル下げ太郎
今週のみずがめ座は、みずからに課すハードルをむしろ下げていくような星回り。
「土佐脱藩以後いくつめの焼芋ぞ」(高山れおな)の主人公は、おそらく坂本龍馬なのでしょう。彼が脱藩したのは28歳のとき。脱藩は死罪となることもあったり、血縁者が罪に問われることもありましたから、相当の覚悟を必要としたとされたわけで、実際に竜馬の場合も城下町から四国山脈をこえての決死の脱藩行でした。
彼の思想や実績への評価はここでは脇に置くとして、まさに革命家と呼ぶのにふさわしい生涯だった訳ですが、掲句はそうした激動の人生を「焼芋」をあわせて表現してみせたところがミソ。
いくら天下国家を語ろうが、革命家であろうが、同じ人間であれば腹も減れば焼き芋だって食う。私たちは歴史上の英雄や偉人を実際の人間以上の存在に祭り上げてしまいがちですが、掲句はそうは問屋はおろさないよ、とやんわりと告げているのだとも言えます。あなたもまた、無理をして自分を高く見せようとするのではなく、哀感や添えつつありのまま自分を許していくといいでしょう。
今週のうお座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
ゆっくり、ゆさゆさ歩いてみる
今週のうお座は、だれか何かをの力を借りて邪気をはらい、エネルギーを自然に高めていこうとするような星回り。
最近、外国人観光客向けにお神輿のことを「持ち運び可能な神社」と説明することが多いのだそうです。お祭りでは複数の人間で神輿を激しく振り動かしますが、これは神の霊威を高め、豊作や大漁を願うためのものでした。
ただもともと、神は豊作や大漁をもたらすだけでなく、神は祟り(天変地異)を起こすものとも考えられていましたから、神輿をかついで町内を練り歩く行為は、町を鎮める力を高める意図も込められていたそうです。
最初は、呼吸を合わせるためのちょっとした掛け声だったものに、だんだんと記憶や感情が乗せられ、畳みかけるように何度も執拗に繰り返されていくなかで、リズムをはらみ、ちっぽけな個という枠組みを超えて大きなひとつの力のうねりとなり、そのうねりが広がっていく時、秘められていたパワーが自然と増幅されていく。あなたもまた、すこし弱っている自分に必要な「魂の振り動かし」をみずからに与えていくことがテーマとなっていくでしょう。
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