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[11/29〜11/28の運勢]11月4週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

占い

今週のしし座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

ひびき

今週のしし座は、深い寂寥を伴っていくような星回り。

「湯豆腐やいのちのはてのうすあかり」(久保田万太郎)で見つめられているのは、たぎってきた湯豆腐が灯にゆれる光。それは、作者のこころのなかで、みずからの命そのものの光と一体となっていたのでしょう。

当時作者は劇作家として華々しい成功を収めており、文化勲章も受賞していましたが、私生活ではさまざまな困難に遭遇しており、妻の自殺、長男の病死、それに再婚した妻とも不和となっていました。そんな中、おそらく作者の心を癒してくれたのは、再会後まもなく一緒に棲み始めた昔なじみの女性の存在だったのですが、精神的支柱だったその女性も脳溢血で急逝してしまいます。

掲句が作られたのは、その10日後ほどのことであり、「うすあかり」という結びに何かしら救いを求める心理や祈りのようなものが感じられるとしたら、それは作者の深い悲しみとも寂寥とも定かならぬ実感ゆえでしょう。そして作者もまた、同じ年のうちに赤貝をのどにつまらせて急逝しています。あなたもまた、願わくば作者のようにできるだけさらりと胸中を開示していきたいところ。

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今週のおとめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

ウッホ、ウッホッホ

今週のおとめ座は、予期せぬ出来事を受け入れていこうとするような星回り。

それはまるで、安部公房の『砂の女』の主人公のごとし。アマチュア昆虫採集家の仁木順平は、新種の昆虫を探しに海岸沿いの砂地へ出かけ、たえず形を変える砂丘によって外界から隔離された村に行き着く。そこには地表から15メートル掘り下げた穴の底の住居に住む人々がおり、彼らは家が埋もれてしまわないよう、毎日夜になるとバケツ何杯分もの砂を掻き出し、地上にいる村人にロープで引き上げてもらっていたのでした。

順平はそんな穴のひとつに誘いこまれ、その底にあった若い未亡人の家で、砂を掻き出す作業を手伝うことに。しかし、思いがけないことに、翌朝目を覚ますと、穴の外へ出るためのはしごが外されてしまっていたのです。それ以来、順平はなんとか外へ逃げ出そうと試みるものの、砂を運搬道具に入れ、地上の村人に引き上げてもらう作業を続け、合間に食事をしたり眠ったりするうちに、次第に新しい奇妙な生活を受け入れ始めている自分に気付きます。

あなたもまた、砂の壁に包囲されてしまった主人公のように、急な人生の変転があったとしても、そう悪くないものだと思い直してみるといいでしょう。

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今週のてんびん座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

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