「銭洗弁財天」や「佐助稲荷神社」からほど近く。鎌倉散策で人気の佐助エリアに“アートと本”が詰まったオシャレな一軒家カフェがあるのをご存じですか?ゆるりとした時間の流れる空間で、オリジナルコーヒーを片手にキツネの焼印がキュートな「佐助焼き」をいただきましょう♪
アート&本が楽しめる美術館のような一軒家カフェ
鎌倉駅西口からゆっくり歩いて15分ほど。「銭洗弁財天」や「佐助稲荷神社」で知られる佐助エリアの住宅街の一角に、お目当ての「佐助カフェ」はあります。オープンテラスのある三角屋根を目印に向かいましょう!
“アートと本”をテーマに、人々の交流やカフェ文化を紡ぎたいという想いを込めて2019年にオープンした「佐助カフェ」。店内には、作家さんの作品だけでなく、店主の島崎さんの蔵書がセンスよく飾られていて、まるで小さな書店&美術館のようです。定期的に開催される企画展の情報は、お店のHPやインスタグラムでチェックを!
こちらは、店内奥のテーブル席。本を手に取って、ゆっくりくつろぐにはもってこいの特別空間です。居心地がよすぎて、ついつい長居をしがちに。
小説や哲学書、絵本や写真集など、店内の各所に島崎さんおすすめの本が置かれていて、どれでも自由に読むことができます。鎌倉にまつわる本のコーナーもあるので、ぜひ探してみて。
こちらは、陶芸家である奥様の作品。カフェで実際に使用しているキツネのロゴ(マスコットキャラクター「佐助くん」)が入ったマグカップやお皿など、気に入ったものは購入することもできますよ!
オリジナルブレンドと一緒に味わいたい看板メニューの「佐助焼き」
「佐助焼き」(季節のフルーツ・クリーム付き)440円+「佐助ブレンド」550円 ※テイクアウト「佐助焼き)単品 220円
「佐助カフェ」を訪れたらぜひオーダーしたいのが、こちらの“佐助焼き”。もち粉100%で作るグルテンフリーのどら焼きです。お店のロゴでもあるキツネ「佐助くん」の焼印も、とってもキュート。
“無類のどら焼き好き”だという、店主の島崎さん。試行錯誤の末にたどり着いた理想の形が、この“佐助焼き”なのだそうです。
ポイントは、しっとりとした生地ともっちり食感。そして、地元のあんこ屋さん「山屋製餡所」から取り寄せている、できたてのあんこをたっぷりと使っていること。
気になるお味は2種類。「つぶあん」のほかに「季節のあんこ」もあります。この日は「抹茶あん」と「オレンジあん」がお目見え。
秋は「いちじくあん」、冬には「さつまいもあん」など、いろいろな味が登場予定です。どうぞお楽しみに♪
こちらはオーナー店主の島崎亮平さん
「佐助焼き」のおともには、お店自慢のコーヒーをぜひ!あんことコーヒーが、これまたよく合うんです!
使っている豆は、湘南・葉山のスペシャルティコーヒー専門店「イヌイットコーヒーロースター」で、特別にブレンドされたもの。エチオピアベースの中煎り「佐助ブレンド」をはじめ、インドネシアベースの深煎り「黒佐助ブレンド」と「季節のブレンド」(現在は、ガテマラ豆をベースにした冬のブレンド)の3種類です。
今回「佐助焼き」に合わせたのは「佐助ブレンド」。さわやかな柑橘の甘みのなかに、カシスの酸味も合わせもつ上品な一杯です。「佐助焼き」とも相性抜群でした!
コーヒーカラメルソースで食べる「自家製プリン」
「佐助プリン」440円
実は、コーヒー味の自家製カラメルソースなんです!なめらかなくちどけのプリンに絡む、ほろ苦いカラメルがくせになるひと品。これはおすすめです。
「佐助焼き」をはじめ、1日6個限定の「マスカルポーネ・チーズケーキ」660円など、こだわりのスイーツだけでなく、お食事メニューも充実している「佐助カフェ」。おいしいグルメと本とアートに囲まれた素敵な空間を目的地に、鎌倉散策をスタートさせるのもいいですね!