手帳に書くことで夢が叶う!?
新年に目標を立てたり、夢への思いを胸に新たなスタートを切る人も多いのではないでしょうか。その意気込みを後押しするのが「夢を叶える手帳術」です。
メンタルコーチ・ワタナベ薫さんに取材!
「書く」ことで見いだせるのが、本当に自分がやりたいこと。それをゴールとし、実現までの道のり(予定)を書き込めるのは手帳だからこそ。では、具体的にどう活用すればいいのかーー夢を叶えるための手帳術のプロであるワタナベ薫さんに伺いました。
ワタナベさん考案の手帳は毎年大ヒット!
もっと変われる! 理想の自分を作る未来手帳2019
扶桑社
¥ 2,160
著書累計85万部突破のベストセラーを持つワタナベさんのワークメソッドを一冊に凝縮した、コーチングの手法を用いた未来を作る手帳。シートに沿って、叶えたい夢や願望をあらかじめ手帳に「ゴール」として書き込むことで、脳が実現に向けて動き始めます。
メンタルコーチ・ワタナベ薫さんとは?
美容、健康、メンタル、自己啓発、成功哲学など、女性が内面外面からキレイになる方法を独自の目線で分析して配信するメンタルコーチ。2006年から毎日更新するブログも大人気。
ワタナベさんが解説!
「書く」ことの効果って?
書いたことは叶う♡
手帳に本当にやりたいこと、やるべきことを書き込むことで脳が潜在的に“意識”する。それが自然と行動へ導きます。書き残すことで、忘れずに意識し続けることができるのもポイント。手帳が目標への指針となるんです。
まず、ゴールから書き出す
目標や夢を書き込み、それを叶えるためには何をすべきか、どんどん逆算して予定を書き込んでいきます。「いついつまでにこれをやる!」と最終地点までの“小さなゴール”を視覚化すれば、あとは行動するのみ。
デジタルより実際に手で「書く」作業が大切
言霊と同様、書くと文字に霊が宿ります。その力は、実際に筋肉を使ってペンを走らせ、視覚を通すことでより強まり、脳の潜在意識にも色濃く残ります。五感を使うことでぐんとインプット力が高まるんです。
ワタナベさん自身も書いて叶えている!
「できるかどうか」ではなく、「これが叶ったら楽しいだろうな〜」と、胸をワクワクさせながら書くのがポイントです。“脳内ショッピング”と捉え、「人に言えない、恥ずかしい」くらいの内容でOK!書くうちに自分の興味の方向性が見えてくる効果もありますよ。
「書くだけで終わり」になってない?
「書いて満足」してしまいがち
意外と多いのが、いざ書き出してみたものの、それで満足してしまい行動に移すまでに至らない人。書くことがゴールではありません。その先の本当に欲しいものに向かって行動に移すための対処法を探っていきましょう。
「書く」ことで自覚する
脳は満足すると行動力が低下するようになっています。だから、手帳に書くこと自体が目的になってしまうと、「書いただけで満足」ということになりがち。私自身は、書くことが面倒くさいタイプ(笑)。やりたいことを思いついたときにパッと手帳に走り書きする、というような使い方をしています。書いて気持ちを認識すること、書いた後の気持ちの変化が重要なのです。