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1人暮らしでも無理なく貯金ができるようになる!継続しやすい節約術5選

(3)保険を見直す

1人暮らしでも月額平均7,666円の保険医療費を支払っていることから、人によっては、保険料も大きなウェイトを占める固定費の一つと考えられます。しかし、世帯主として家族の生活を支えている人でない限り、死亡保険をはじめとした多額の生命保険に加入する必要はあまりありません。1人暮らしの場合、何かあった際に個人の収入を補えるだけの保険があれば十分という人が多いはずです。無駄な保険には入らないことが家計の節約につながります。

特に、1人暮らしで月3,000円以上の生命保険料を支払っている場合には、見直しを検討する価値があるといえるでしょう。国民皆保険の日本では、自己負担上限額を超える医療費がかかった際に適用される高額療養費制度など、公的な社会保障制度が充実しています。それでもカバーできない部分を補うという意識で保険を選べば、少ない保険料でも十分に必要な保障を構築することができるでしょう。このように社会保障制度や生命保険についての理解を深め、保険の加入目的を明確化したうえで選び直せば、保険料の削減が期待できるのです。

また、自動車保険などの損害保険も、代理店を通さずインターネットなどで加入する「ダイレクト型」を選べば保険料を減らすことができます。

(4)サブスクリプションサービスを見直す

最近では動画配信サービスや音楽ストリーミングサービスなど、サブスクリプションサービスを利用する人が増えています。サブスクリプションサービスは一度加入すると、自動的に毎月支払いが発生するため、放置してしまうと不要な支出の温床になりかねません。

この記事を読んでいる人のなかにも、ほとんど使っていないサブスクリプションサービスを契約したまま放置している人はいませんか。今一度自身が契約しているサブスクリプションサービスを確認し、本当に必要なもののみに厳選することで、月々の固定費を節約できます。

(5)水道光熱費のプランを見直す

水道光熱費の内、基本料金分は毎月かかる固定費です。2016年4月の電力自由化・2017年4月のガス自由化以降、電気・ガスや通信の契約をまとめると、契約料金がお得になるサービスが各社から提供されています。通信費のプランと同様、電気やガスといったインフラのプランを見直せば固定費節約につながるのです。

また、電力会社によっては契約アンペア数に応じて基本料金が決まるため、アンペア数を下げると基本料金を節約できる場合があります。さらに、変動費でも一度おこなうと効果が持続する節約方法として、シャワーヘッドや浄水器を節約タイプのものに変える方法もあります。このように、普段から自然と水道使用量を減るような工夫を施すとよいでしょう。

家計調査における1人暮らしの月当たり水道光熱費は平均11,652円なので、平均以下に抑えるのを目標に支出を見直してみてはいかがでしょうか。

まとめ

1人暮らしは2人以上の世帯より1人当たりの負担が重く、お金が貯まりにくいというのが実態です。無理なく貯金できるようにするためには、まず固定費の削減から取り組んでいきましょう。継続的な節約効果が見込める固定費を見直せば、年間数十万円の節約につながるケースも少なくありません。固定費の見直しで一定の成果が出たら、次のステップとして無理のない範囲で自炊するなど、変動費の削減に挑戦してみるのもおすすめです。

参照:「家計調査」家計収支編 総世帯 詳細結果表 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 4 世帯人員・世帯主の年齢階級別 総世帯・勤労者世帯 年次 2019年 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp)

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