今週のみずがめ座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
変革の震源地に立つ
今週のみずがめ座は、正しい時に正しい場所に正しい姿勢で立っていようとしていくような星回り。
「羽もなく鰭(ひれ)もなく春を待つてをり」(藤井あかり)という句のごとし。どこか芭蕉の「行く春や鳥啼き魚の目は泪」と対をなしているような印象の一句ですが、掲句は現状を悲観しているというよりは、一度はそういうことも夢見たが、今はそれでいいのだと受け容れているように思える。
なぜなら、春が来れば、自然はその姿をがらりと変えていくということを、わたしは知っているから。それは、羽や鰭を得て、さっさと別の次元の世界に行ってしまうことよりも、ずっと大きな意味があるのだと、実感しているのだ。春を待つ切実な想いの奥底には、事前に予想していた変化をこの目でじかに確かめたいという、人類を突き動かしてきた知的欲求もまた横たわってきたのではないだろうか。
今週のあなたもまた、じっと待つことの大切さやよろこびを改めておのれに刻んでいくべし。
今週のうお座の運勢
illustration by ニシイズミユカ
天才か、妖怪
今週のうお座は、「ひとつの好きなことを長くやり続けること」で、感動を作り出していこうとするような星回り。
数学(算数)以外はまるでダメだった、子ども時代のアインシュタインのごとし。簡単にできることをわざわざ面倒なやり方をして失敗を繰り返す、そんな子どもだったのでしょう。実際、アインシュタインは9歳まで言葉を正しく使えず、勉強も数学(算数)以外はまるでダメだったのだとか。
まんべんなく落ち度のないように“普通”をしいる教育は、得意なことだけをひたすら長時間やってもいい学習の唯一にして、最大の妨げだったのでは。代わりに、アインシュタインは「わたしは天才ではない。ただ、人よりも長く、ひとつのことに付き合っただけだ」とも述べています。
今週のあなたもまた、賢く小利口にまとまるのではなく、例えのろまや愚図と言われようとも、なんとなく無意識に選び取ったものを大切にしていくべし。
占い師さんに今年の運勢を占ってもらえる♩
今週の運勢と、自分の星座の性格占いはどうでしたか?
文章だけではなくて「占い師さんに直接占ってもらいたい!」「私の話を聞いてほしい」という人は、LINEで気軽に使える「LINEトーク占い」でやりとりしてみてはいかがでしょうか。
凄腕の占い師さんや、あなたにぴったりの占い師さんに、初回10分は無料で占ってもらえます♩
友だちには話づらいお悩み、ちょっと背中を押してほしい時などにぜひ!