電子申告により省略できる書類
電子申告だと省略できる添付書類が多い(画像素材:PIXTA)
確定申告の提出方法には①窓口提出、②郵送、③電子申告・納税(e-Tax)の3種類があります。そのなかでも近年増えているのが電子申告です。
電子申告は、国税庁が運営するウェブサイトの「確定申告書等作成コーナー」にて申請ができるというもの。他の手続き方法で求められる添付書類(第三者作成書類)を省略できるというメリットがあります。
代表的なものとしては以下のような書類が提出不要となります。
●生命保険料控除の証明書
●地震保険料控除の証明書
●小規模企業共済等掛金控除の証明書
●住宅ローン控除の借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)
出典:e-Tax「所得税及び復興特別所得税についてよくある質問」
また、電子申告の手続きではマイナンバーカードと専用の読み取り機器か対応機種のスマートフォン、または税務署から発行されるID・パスワードが必須となります。
まとめ
「確定申告は面倒」というイメージを抱かれがちですが、きちんと準備をしておけばそれほど困難な作業ではありません。年末年始に必要書類を取り寄せ、早めに準備を進めれば、何かと忙しい年度末の時期も余裕を持って申請することができます。
今回解説した内容をふまえて、スムーズに取り組んでみてくださいね。