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ウソ![絶対失敗する!NG節約]「家計簿はつけない」「食費は削らない」簡単にお金が増える裏技

節約・マネー

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

お金を増やすのは、とても簡単です。
必要なのは少しのテクニックと、自分の頭と心に働きかけることだけ。頭の中にお金が貯まる「仕組みや回路」をつくれば、無理なくお金が増えていきます。

ここでは、日本FP協会認定ファイナンシャル・プランナー 飯村久美著書『お金の先生!できるだけ簡単にお金が増える方法を教えてください。』(出版社:アスコム)の中から一部を抜粋・編集してご紹介します。

【お金を貯める意外な方法1】家計簿はつけない

つけただけではお金は貯まらない

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節約の必須アイテムといえば家計簿でしょう。
しかし、

・つけるのがストレスになる
・つけてもそんなに見ない
・見ても反省しない

このうち1つでも当てはまれば、家計簿向きの人ではありません。

家計簿に向かない理由は3つあります。

1つめは、なんだかんだいって家計簿をつけるのは面倒だからです。「あぁ、家計簿つけなくちゃ」「またつけ忘れちゃった」と、嫌々やっているのはとても窮屈です。

2、3日に1回つけている人はまだしも、ひどいと、2カ月分のレシートを引っ張りだして、ヒーヒーいいながらつけている、なんて人もいるのです。

それに、「こんなにがんばってつけてるんだから」と言い訳して“自分にごほうび”なんてやっていたら、なんのためにつけているのかわかりません。

2つめは、毎日欠かさずつけてはいても、「自分はちゃんとやっている」という事実に満足して終わってしまっているためです。

こういう人は見返すことがないので、家計簿をつけている意味がないといっていいでしょう。
なぜなら、家計簿は、つけたあとが肝心だからです。
前月、前々月、昨年同月と比べて、出費が増えているところはないか、着実に貯金できているか、といったことをくまなく見ていくことで、お金の流れを把握したり、対策を立てたりするものだからです。

3つめは、2つめに似ています。つけた家計簿を見ても、「ふーん」とただ見ただけで、生かそうとしていないためです。
せっかくつけたのですから、家計の問題を解決するためには行動に移さないと、家計は改善しません。

【お金を貯める意外な方法2】決められた金額内なら、なにに使ってもいい

この3つのいずれかに該当する人に、私は「無理して家計簿をつけなくていいですよ」とお話します。
お金を貯める簡単な方法があるからです。それを実践すれば、ストレスになるとわかっている家計簿をつけなくても、誰でもお金が増えていきます。

私は相談者に「小遣いは減らさないように」「できるだけ趣味はやめないでください」といっているのですが、その際、まず小遣いの金額を決めます。

たとえば、手取り収入20万円で貯金2万円、残りが生活費と小遣いで、それぞれ15万円と3万円とします。要は小遣いを3万円以内に収められるなら、なにに使ってもOKということです。これができれば、家計簿は不要といってもいいでしょう。

家計をしっかり把握したい人は、簡単に入力できて使いやすい家計簿アプリを利用してみてはいかがでしょうか。
初めて家計簿をつける人にオススメなのは、「マネーフォワードME」。レシート読み取り、銀行やクレジットカードとの連携、電子マネーの利用管理など万能型のアプリです。家族間で家計簿を共有したい人向けなのは「家計簿Zaim」、レシート読み取り機能が優れている「レシーピ!」は操作がとてもシンプルです。

【お金を貯める意外な方法3】食費は削らない

節約のために食事を減らしてはいけない

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家計の中で真っ先に削減しやすいのが、食費です。
ですが、私は最も削ってはいけないものが、食費だと思っています。

朝、昼、晩、おやつなども含めると、それぞれ少しずつ切りつめることで、お金を捻出できる感じがします。しかし、切りつめようとするあまり、必要なものまでカットしてしまうと、家族の幸せに悪影響を及ぼすのです。

ある女性は、「一食100円生活」をしている主婦ブロガーの記事に影響されて、食費を毎月1万円でやりくりしようと決意しました。
単純計算で、1日で330円ほどの食費になります。

もちろん、すべて自炊です。その結果、彼女の家の食卓は「真っ白」になってしまったといいます。

どういうことかというと、すべての料理を豆腐、モヤシ、白菜、ごはん……といった安い食材で構成せざるをえなくなったのです。そのため、家族はそんな食事にうんざりして、高校生の息子は外で買い食いをするようになったといいます。

これと同じことは、昨今のサラリーマンやOLにも当てはまります。たまに、お昼時のオフィス街のコンビニに立ち寄ることがあります。私が驚いたのが、多くの人がおにぎりとサラダだけ、パンとヨーグルトだけですませていることです。

もちろん、小食の人ならそれでもかまいません。問題なのは、お金のために無理して食事を減らしている人です。一見、節約にもダイエットにもなりそうですが、こういう人に限って、お菓子などの間食をしています。
あるときそれが、ガマンの限界を超えて一気にリバウンドするほど食べてしまうことがあるのです。無理をすると、お金にも、なにより体にも悪いのです。

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