話題の「菌コスメ」のことも知りたい!
「菌コスメ」の選び方はある?
ーー最近、菌コスメが気になります。菌コスメはどのような肌質の人にオススメですか?
「今のスキンケアで肌悩みを解決できていない人、乾燥肌の人、敏感肌の人にオススメです。例えば、乾燥に悩んでいて保湿重視のスキンケアをしているのに物足りないという場合は、そもそもの土台が整っていない可能性もあります。まず菌コスメで肌の環境を整えて、美肌菌を育ちやすくすることで、今までの肌悩みの解決につながるかもしれません」
ーー菌コスメは肌の土台を整えて、トラブルの起きにくい肌を作り上げるというイメージなんですね。“菌コスメ”と一言でいっても様々なものがありますが、具体的にどのような成分が配合されている化粧品を選べばいいのでしょうか?
「まず、美肌菌を育てるためには『肌のモイスチャーバランスを整えること』『肌のPHを弱酸性に調整すること』『美肌菌が活性化しやすいような糖類を取り入れること』の3つが重要。この3つに対して有益な成分は、乳酸菌発酵エキスです。最近では乳酸菌発酵エキスを配合した化粧品も増えているようです」
菌コスメを選ぶときはここに注意!
ーーでは、菌コスメを選ぶときに気をつけたい成分はありますか?
「アルコールや殺菌成分が入っていないものを選ぶのがオススメです。アルコールや殺菌成分自体は決して悪いものではないのですが、美肌菌に関してはそれらを使うことで失われてしまうリスクがあるからです」
ーー菌コスメの効果を実感するためには、ある程度の期間使った方が良いのでしょうか?
「肌環境はすぐに変わるものではないので、一定期間使い続ける方が良いですね」
ーー美肌菌や菌コスメのことが、とてもよくわかりました。齋藤さん、ありがとうございました!
編集部おすすめ!美肌菌を育てる「菌コスメ」3選
a.geniq(エードットジェニック)「ワンステップWセラム」
美肌菌を育てる成分と、美肌菌のエサになるエキスを一緒にした独自成分「バイオフローラコンプレックス」を配合しています。アルコールや着色料、石油系界面活性剤など肌への刺激となる成分18種類がフリー処方なので、敏感肌の方にも◎。
これ1本でケアが完了するオールインワンということも魅力の一つ。「オイル層」と「美容液層」に分かれていて使う直前にシェイクします。水分も油分も補えて、さらに驚くほどの肌なじみの良さ。これまでのオールインワンのイメージを覆す1本になるはず。
dプログラム「モイストケア ローション MB」
資生堂独自の美容成分「ビューティーバイオテクノロジー(酵母エキス、グリセリン/保湿)」を搭載し、美肌菌に着目した化粧水。角層深部まで浸透し、深いうるおいを与えてキメを整えてくれます。粉をふいたり皮むけしてしまうほどの乾燥肌の人に。
モイストケアの他にも、年齢肌向け、ニキビ肌向け、カサつくのにベタつく肌向け、シミ・ソバカス予防向けと数種のシリーズがラインナップ。どれも美肌菌に着目した成分が配合されているので、自分の肌質に合わせて選んでみて。
KINS「BOOSTER」
複数の「菌由来素材」を組み合わせた、健やかなお肌に整えるブースター。弱酸性にこだわり、乳酸桿菌/豆乳発酵液や、アミノ酸など400種類以上の多様な成分を配合。さらに酵母や麹などの菌由来成分も配合され、乾燥のないツヤ肌に導きます。