ホワイトデーのお返しやちょっとした贈り物には、特別感あるキュートなクッキー缶がピッタリ。でも、数あるクッキー缶の中からどれを選べば喜んでもらえるか分からない・・・なんて方も多いのでは?そこで今回はスイーツジャーナリスト®として活躍している平岩理緒さんに、とっておきの“かわいいクッキー缶”5つをセレクトしてもらいました。
【おでかけ時のポイント】
・居住地やおでかけ先の都道府県の要請に従って行動しましょう
・体調に不安を感じるときは外出を控えましょう
・なるべく少人数で空いている時間に行きましょう
・周囲の人との距離をできるだけ保つようにしましょう
・マスクを着用し、手洗いは小まめに行いましょう
【用賀】フランス伝統菓子をやさしく彩る花の手描き絵缶/Ryoura
用賀駅から徒歩数分の商店街通りにある、フランス菓子店「Ryoura(リョウラ)」。オーナーの菅又亮輔シェフは、26歳で渡仏してパリなどの各地で修業し、帰国後も腕を磨いて独立した方です。
伝統的なフランス菓子を基本としつつ、独自の発想でアレンジした生菓子やマカロンなど、見た目も華やかな品は、多くのファンから支持されています。
ホワイトデーにオススメなのは、花の絵柄がキュートな2種類の缶クッキーです。「サブレアソルティ つばき」(2,200円)は、角に丸みがある白い缶で、やさしいシルエットがステキ。目を引くあざやかな佐渡椿のイラストは、オーナーの知り合いに描いてもらったとか。
チョコレート味のサブレや、絞り出しクッキーのサブレ・ヴィエノワ、カリカリしたアーモンドのクロッカンなど、フランスの伝統的な焼き菓子と、砂糖をからめたナッツ類を詰め合わせた吹き寄せタイプです。
2021年に登場した缶クッキー「サブレアソルティ アネモネ」(2,200円)は、春を感じさせる愛らしいイラスト。抹茶味のサブレやバニラ味のサブレ、ヘーゼルナッツのクロッカン、メープル味のマカダミアナッツなど5種類の詰め合わせになっています。
缶のサイズは12×8cm程で、量も多すぎず、4~5日で食べきるのにちょうど良いサイズです。筆者宅でも、食べ終わった後に缶の小物入れとして利用していて、見るたびに心が和みます。
所在地
東京都世田谷区 用賀4-29-5
最寄駅
用賀
電話番号
03-6447-9406
【都立大学】愛らしいネコ柄缶の中身は、シェフのこだわりを感じる伝統菓子/アディクト オ シュクル
伝統に敬意を表しながら、心をこめて作られるフランス菓子が人気なお店「Addict au Sucre(アディクト オ シュクル)」。店名はフランス語で“甘味中毒”という意味です。
ネコ柄の缶入りクッキー「ボワット レシャ(Boîte les chats)」のシリーズが、とにかく大人気!シェフが飼っているネコをモチーフにしたデザインの缶に、フランスの伝統的な焼き菓子をきっちりと詰め合わせてあります。
最初に発売された赤色缶「ボワット レ シャ」(1,890円)は150g入りで、5種の焼き菓子の詰合せ。
フランス西部、ロワール川沿いの町・ナントの伝統菓子「サブレナンテ」や、ハート形のパイ菓子「パルミエ」をはじめ、“雪玉”の意味を持つ「ブールドネージュ」、「サブレショコラ」、「クロッカムール」といった、フランス各地の伝統菓子が楽しめます。
香ばしくしっかりと焼き込まれた伝統菓子は、シェフの芯の強さが伝わってくる、骨太な仕上がり。ネコをかわいがるお人柄も感じられ、気持ちがほっこりします。
続いて発売されたのが、青色缶の「ボワット ブルー」(2,808円)。赤色缶より多い225gと大満足のボリュームです。6種類のクッキーのなかでも、スパイスが香る「スペキュロス」は、この缶ならでは。
2022年のホワイトデーに贈ることを考えるなら、予約は3月11日締め切りです。人気の商品なので、お店のホームページで事前予約を必ずしておきましょう。
赤と青の缶のどちらがいいか、渡す相手のイメージに合わせて選べるのもいいですね。ネコ好きの方なら、目を輝かせて喜んでくれること間違いなし。
所在地
東京都目黒区八雲 1-10-6
最寄駅
都立大学
電話番号
03-6421-1049
【表参道】オリジナリティあふれる世界的パティシエのサブレ缶/ピエール・エルメ・パリ青山本店
“パティスリー界のピカソ”として、フランス国内のみならず、世界中のパティシエから尊敬されるピエール・エルメ氏のブランド、“ピエール・エルメ・パリ”。
1998年に世界初のショップが東京でスタートし、2005年には日本におけるフラッグシップブティックとして、「ピエール・エルメ・パリ 青山」がオープンしました。
そんな巨匠による「サブレ詰合わせ」(3,240円)は、7種の焼き菓子の詰め合わせ。オリジナルの缶は、同氏のイラストと共に、ブランドのシグネチャーアイテムであるカラフルな「マカロン」が一面に描かれたデザイン。
フランボワーズ×ライチ×ローズ風味という、同氏が創作したパティスリー「イスパハン」の組み合わせを表現した「サブレ イスパハン」をはじめ、香り高いバニラをふんだんに使用した「サブレ アンフィニマン ヴァニーユ」など、同店ならではの代表的なフレーバーを楽しめます。
“フルールドセル”という風味豊かな海塩をアクセントにしたものや、サクサク食感の素材を加えたものなど、バリエーションが豊かです。オレンジコンフィとアーモンド入り「フロランタン」、チーズのうま味に富んだ「サブレ パルメザン」なども入り、食べ応えもあって大満足。中身は季節によって変わることもあるそうです。
ホワイトデー前に品薄になる可能性も高い人気商品のため、予約すると安心です。贈る相手の好みが分からなくても、知名度があるシェフのスイーツなら、きっと喜ばれるはず。
所在地
東京都渋谷区 神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山1・2F
最寄駅
表参道
電話番号
03-5485-7766
【三軒茶屋】憧れのイラスト缶に、自分で中身を選べる楽しさ/やきがしやシュシュクル
三軒茶屋駅から15分ほど歩く閑静な住宅街にある、「やきがしやシュシュクル」は、老若男女問わず愛されるお店。『ぐりとぐら』の絵本作家・山脇百合子さんによるイラスト入りのオリジナル缶を作っていて、店頭では缶が別売りです。贈る相手の好みを考えて、缶の中身をセレクトできます。
サクサクのラングドシャ生地を巻いてチョコレートに浸した「くるくるクッキー」シリーズは、ルックスもバラの花のようでエレガント。動物を模した「はりねずみ」や「うさここ」も、愛らしい姿で人気です。
迷った時は、お店セレクトの「焼き菓子セット7 ~今月のおすすめセット」(缶入り2,500円)がピッタリ!
小麦粉の代わりにお米が原料の上新粉で作られた、タマゴ不使用の「しかく5色クッキー」も入っていて、カボチャ、紅芋、抹茶、きな粉、ゴマが使われいて、体にやさしい素材や色づかいも魅力です。
さらに、コーヒー味のラングドシャを丸めて、ホワイトチョコレートがけにした「おとなくるくる」も味わえる贅沢な一品。
この他にも、「はりねずみ」や「ココアサンド」、「フロランタンアマンド」など、バリエーション豊かな7種の詰め合わせを楽しめます。
「焼き菓子セット6」(缶入り2,950円)は、ミルクチョコレートがけの「くるくるミルク」のほか、イチゴの形に似せた「いちごちゃん」、ペロペロキャンディーのような「くるるん」、チョコレートアイスバーのような「あいすっこ」、「うさここ」など、かわいらしいクッキーが多く入る全8種です。
所在地
東京都世田谷区下馬 2-2-18 ブラン・ラファール下馬 B1F
最寄駅
三軒茶屋
電話番号
03-5856-6284