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大ぶりなさばを使った贅沢「さば缶」。極上の水脂を味わう

レシピ

大ぶりな身をたっぷり詰めたさば缶。創業70年以上の缶詰メーカー「ミヤカン」の社員が自ら気仙沼港へ足を運んで、選び抜いた素材を使用しています。三陸沖の魚の脂は“水脂”と呼ばれ、他とは脂のノリが違うのも特徴的。極上の味わいをさっそくご紹介します。

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三陸沖のさばでワンランク上のさば缶に

Photo by macaroni
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近年、専門店やレシピ本も多く出ている話題の“さば”。その中でもさば缶は、メイン料理からおつまみまでアレンジの幅が広く、ご家庭でもいろいろな場面で使われていることでしょう。

今回ご紹介するのは、通常のさば缶に使われるものより、2倍以上も大きいさばを使用したさば缶。創業70年以上の缶詰メーカー「ミヤカン」が製造し、“究極ツナの専門店“「モンマルシェ」が販売しています。

世界三大漁場である三陸沖で水揚げされた新鮮なさばのみを使用し、旨みが凝縮されているそうです。身がたっぷり詰まっていて脂ノリの良い、贅沢な味わいの水煮と味噌煮の2種をレポートします。

水煮缶

Photo by macaroni
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創業70年以上続く缶詰メーカー「ミヤカン」が製造しているさば缶。気仙沼で水揚げされた1尾400g以上のさばのみを使用しているそう。

通常のさば缶で使われるさば(250g前後)とは大きさに差があるので、脂ののりも段違い。
そして、身崩れをしないように一切れひと切れをていねいに手詰めしているそうです。

水煮缶の味つけとなる塩は、海のミネラルを豊富に含んだこだわりの塩。その身をひと口頬張ると、やわらかい塩気とほのかな甘みを感じました。さばの旨みを引き出す、シンプルながらも奥深い味わいです。

アレンジ料理「さばの竜田揚げ」

Photo by macaroni
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今回は、さばの竜田揚げを作りました。こちらのレシピは味つけ不要で、素材のおいしさを存分に引き出してくれます。

揚げたてをサクッといただきました。ジューシーで肉厚なさばの身からは、極上の水脂があふれ出んばかり。程よい塩加減で何もつけなくても、十分旨みを堪能できました。お好みでレモンを絞ると、爽やかな味わいになるのでおすすめです。

詳しいレシピはこちら(macaroni動画)

味噌煮缶

Photo by macaroni
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続いては、味噌煮をご紹介します。こちらに使われている仙台味噌は、100年以上の歴史を誇る老舗醸造メーカー「ヤマカノ醸造」による逸品。脂ののった大ぶりなさばの旨みを引き立たせるためだけに作られた、極上の味噌です。

見るからに濃厚そうな仙台味噌に埋もれている大ぶりのさば。そのまま食べると味噌の甘くて濃い味わいと、さばの凝縮された旨みがあいまって絶品です。さばの身は柔らかくてしっとりとした食感で、これだけでも十分おいしくいただけます。

アレンジ料理「さばみそポテトサラダ」

Photo by macaroni
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味噌煮缶でポテトサラダを作ってみました。ホクホクのじゃがいもにきゅうりと長ねぎを加え、濃厚なさば味噌煮缶をたっぷりと入れて和えたひと品です。

マヨネーズを加えたことで、濃厚な味噌味がまろやかでクセになる味わいに。さば缶の上質な水脂と旨みをたっぷり含んだ大ぶりな身は、ワンランク上のポテトサラダにしてくれます。

詳しいレシピはこちら(macaroni動画)

上質なさば缶を味わう

Photo by macaroni
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さば缶といえばお手頃な価格で手に入りやすい缶詰のイメージ。しかし今回ご紹介したさば缶は、上質な水脂としっとりとした身が詰まっている極上の缶詰でした。今までのさば缶のイメージをくつがえすほどのひと品です。

実食しての感想は、そのままでも十分おいしい。即席のおつまみとして水煮は青ねぎを散らしてサッと醤油をかけたり、味噌煮は長ねぎをたっぷり乗せて七味をトッピングしたりするのもおすすめです。

本格的に寒くなってきたこの冬に、上質なさば缶と熱々の熱燗で晩酌するのはいかがでしょうか?

写真、文:小林 萠(macaroni編集部)
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承下さい。

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