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全国のパンを食べ歩くマニアが絶賛!関東の人気あんぱん5選

旅行・おでかけ

4月4日は、あんぱんの日!あんぱんの日にせっかく食べるなら、関東でぜひチェックすべきあんぱんを知りたいですよね。そこで今回は、10,000個以上のパンを食べ歩いたパンマニアの片山智香子さんがオススメする人気のあんぱんを、5つご紹介します。定番ものから変わり種まで、バリエーション豊富なあんぱんを見たら、きっと全部食べたくなるはず♪

【おでかけ時のポイント】

・居住地やおでかけ先の都道府県の要請に従って行動しましょう
・体調に不安を感じるときは外出を控えましょう
・なるべく少人数で空いている時間に行きましょう
・周囲の人との距離をできるだけ保つようにしましょう
・マスクを着用し、手洗いは小まめに行いましょう

【東京】あんぱんの元祖!塩味と甘みの絶妙な味わいがたまらない/木村屋總本店

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明治2年(1869年)に創業した「木村屋總本店(キムラヤソウホンテン)」は、首都圏を中心に25店舗を超える直営店と、約7,500店もの販売店を持つ老舗です。
創業当時は、まだパンが普及しておらず、創業者が考えた末に生まれたのが、日本人の好みに合わせて開発した酒種発酵種(サカダネハッコウシュ)でした。やがてそのあんぱんを、明治天皇に献上することになると、そこからあんぱんが広がっていったそうです。

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長い歴史のなかでさまざまな商品を生み出してきた同店ですが、定番のあんぱんである「桜」(180円)は、はずせない一品です。
今もなお当時の製法で作られていて、八重桜の塩漬けと北海道産の小豆を使用したこし餡が、伝統の生地と相性バツグン。しょっぱさと甘みが奏でる絶妙なハーモニーは、あんぱんの歴史を語る上でなくてはならない存在です。

【片山さんのコメント】
日本のあんぱんを語る上で絶対に外せない「木村屋總本店」。最大の特徴は、イーストではなく、米と麹と水から作る昔ながらの製法で作られた酒種を酵母として使っていること。
同店には、何種類かのあんぱんがありますが、私のオススメは、やはり「桜」です。定番でありながら一番の人気があるそうで、控えめな甘さのなめらかな餡に、塩味が加わることで、味がしまり美味しいのです。一つ一つが小ぶりなので、別の味と食べ比べをしてみるのも楽しいですよ。

銀座木村家

所在地
東京都中央区 銀座4-5-7
最寄駅
銀座
電話番号
03-3561-0091

【大島】ここにパン職人の技あり!ぎっしり詰まった餡の重さを体感して/メイカセブン

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江東区大島で1958年に創業して以来、ずっと同じ場所でパンを作り、今もなお地元の人たちから愛され続けている「メイカセブン」。フランスパンやデニッシュ、菓子パンに調理パンなど、毎日約80種類のパンが店頭に並びます。

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人気の「うす皮あんパン」(230円)は、一見すると何の変哲もないあんぱん。中を開くと、ぎっしり詰まった餡の多さにビックリ。手に取れば、ずっしりとした重さを感じるでしょう。“江東区の透品44”にも選ばれた、同店の看板メニューです。
イートインコーナーもあり、パンとコーヒーをいただきながら絵画鑑賞をするなどのイベントも不定期に開催しているそうです。また、同店にはオンラインショップがあるので、遠方の方も味わうことができるのもうれしいですね。

【片山さんのコメント】
江東区大島にあるメイカセブンの「うす皮あんぱん」は、1日分300個が早い時では開店から30分で売り切れることもある大人気のあんぱんです。ルックスは、他のあんぱんと大きな差は感じません。しかし、持ってみると、ずっしりと重いことが分かります。
それもそのはず!餡を包んでいる皮は、なんと3㎜という薄さで、餡子200gに対してパン生地が25gという、熟練のパン職人でないと絶対に包めない餡の量なのです。こんなに餡が多いと途中で飽きると思いきや、控えめな甘さと口当たり良いこし餡は、不思議と飽きないのです。
ちなみに私は、半分はそのまま食べて、残り半分は冷やして食べています。冷やすと羊羹のような食感になって、2度美味しいです♪

メイカセブン

所在地
東京都江東区 大島7-2-1
最寄駅
大島
電話番号
03-3681-8814

【浅草】あんぱんの種類は常時20種類以上!迷う時間も幸せ♪/あんですMATOBA

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浅草駅から徒歩15分ほどの場所にある「あんですMATOBA」は、なんと20種類以上のあんぱんを取り扱っています。さらに、季節限定のあんぱんも加わることがあるようです。
同店は、株式会社的場製餡所のアンテナショップなので、多くのあんぱんが並ぶのだそう。

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なかでも、昔ながらのマーガリンを練ったモチモチ生地が楽しめる「こしあんぱん」(180円)は一番人気です。軽い口当たりの、こし餡がたっぷり詰まっています。パンの上には、桜の花びらが添えられていて、どこかノスタルジックな気分になるはず。
このほかにも、「あんドーナツ」や「小倉あんぱん」、「白あんぱん」など・・・種類豊富なあんぱんがズラリ。ぜひ食べ比べてみてくださいね。

【片山さんコメント】
浅草寺の裏手にある「あんですMATOBA」。パン屋の娘さんと、餡子屋の息子さんが結婚してできたベーカリーで、惣菜系やサンド系、そして昔ながらのパンが充実しています。しかし、ここでもオススメなのが「あんぱん」です。一番人気の「こしあんぱん」は、桜の塩漬けがトッピングされていて、昔ながらの作り方。甘い餡に、桜の塩漬けがアクセントで最後まで美味しく食べられます。
訪問時、ちょうど焼きあがったタイミングだったようで、「焼きたての方にしますね」という配慮に、心までほっこりした気持ちになりました。

あんですMATOBA
所在地:東京都台東区浅草3-3-2
電話番号:03-3876-2569
最寄駅:浅草

【横浜元町】和×洋をかけ合わせたあんぱんがイチオシ/O to U

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元町・中華街駅から徒歩3分の場所にある「O to U(オー ト ウー)」。ビルの2階に店舗を構え、階段をのぼった先にあります。
店名は「表と裏」の頭文字から取ったもので、“異なるもの同士の組み合わせ”がコンセプト。

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そんな同店から紹介するのは、あんぱんと書かれた帯がキュートな、その名も「あんぱん」(250円)。餡とブリオッシュを組み合わせた和×洋のハーモニ―を堪能できます。さらに、ブリオッシュ生地に湯種を使用することで、モチモチでありながら、しっとりとした食感に仕上がるそう。
黒糖で炊いたあんこは、通常より20%ほど砂糖が少なく、甘さはちょっぴり控えめです。餡を包まずにサンドすることで、より小豆の味わいをしっかりと感じられるとか。

【片山さんコメント】
知る人ぞ知る「O to U」。パン自体は本格的なのに、実にキュートで小ぶりなパンが並びます。自家製の粒餡は、そこまで甘いという感じはしません。それよりも小豆そのものの味を、活かしている印象です。しかし、ブリオッシュ生地のコクや味わいが深いので、そのバランスにぜひとも注目してほしいです。他では食べたことがないオリジナリティーあふれる味わいだったので、是非一度ご賞味あれ。

O to U

所在地
神奈川県横浜市中区元町 1-54リブレ元町 2F
最寄駅
石川町

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